窓性能ψinstalled

今日はコストと性能のバランスをとるべく妄想してみた。
その中の一つで、窓の断熱性能に大きく影響するぺっこマニアックな部分を。

窓の断熱解析画像


これはシュミレーションついでに、社内プレゼン用に作った画像です。

窓の断熱性能は主にガラスの性能とガラスを囲むフレームの性能で決まりますが、
それ以外で、窓選びで私が観るポイントは主に①②③となります。
これは部位の素材と構造の選択と、それらの組み合わせよって、
トータルな窓性能を導き出すという作業です。

一般にはメーカーのトータル性能Uw値だけをみますが、
枠のUf値を日本では表示しないメーカーが多いのでフレーム構造から妄想。
例えば③のガスケットは一般的に日本では2か所。
画像のように3か所あると「よっしゃ!」となるわけ(笑

というのも、ガラス性能におんぶにだっこのトータル性能だけだと、
断熱の弱い部分はそのままというスペックもあり得るからです。
性能バランスが良くないと弱い部分に結露だってしかねないですしね。

そして今最もしきっているのが、④の部分。
これこそが私たち建築業者自らがつくる性能になる。

サッシの取り付け方、施工法によって仕上がりの窓性能は大きく変わってしまう。

例えば、
日本で表示されている窓の断熱性能は最高クラスでUw値:0.8w/㎡・kを切るくらいかと。
仮に妄想してみると、サッシのUw=0.79とすると、Uintalled≒0.93位になりそう。
これを日本の一般的な据え付け方式にした場合なら、Uistalled=1.0~1.2
もしかしたら1.3や1.5だってありえるかも?などと不安になったり。

料理に例えるならサッシ選びは食材選び、据え付けが調理で私たちは調理人だ。
とすれば、このサッシの据え付け施工方法が腕の見せ所なのかと。

できるなら、Uwinstalled≒0.83以内には・・・ やっぱ、だろお。

などと今夜も夢にうなされそうだ。

 

 

岩手の注文住宅なら。

 

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