小さな窓はデザインポイントして使うにはもってこいで使い勝手としても容易です。
ところが、逆に大きな窓となると
荷重や風圧などの技術的な面をクリアしなければならなかったりで、
使い勝手としては面倒な面があります。
それでも大きな窓って、その先にある魅力には大きいものがあるんですよね^^
そこで今日は、海外の展示会で見た大きな窓をサクッと紹介します。

これはサンルームのユニット。
正面に見えるのが、先日来私がしつっこいくらいに紹介している折り畳める大きな窓と同じ、
フォールディングドアです。
こういうのを見て、
そっかあ、
サンルームの大きな窓を全開放してしまえば屋根付きのテラスになるというわけ。
二つ楽しめるって、なかなかいいじゃん、てことになるわけです。
屋根付きのテラスやデッキがあったとしたら、
あとからでもフォールディングドアを装着してサンルームにすることもできるわけだしね、
と楽しみ方が広がります。

これはコーナー用のテラス窓。
このスタイルは現在技術的には当社でも可能。
だけど・・・窓以外の構造の問題をクリアする必要があるかな^^;

リビング吹き抜けなどの壁を斜めにデザインした家は、
ドイツでは何度か見かけたことがある
吹抜け壁面を斜めにしてそこに付ける窓なんだなあ、
てことはわかるけど技術的な面は全くわかりません。。

窓のガラス面を雨が流れるシーンは見ものだろうとは想像できるんですけどね、
これを実際作れないかと言われたら・・・正直無理!ですね(笑

こちらは窓フレームと窓フレームの間にパネルを入れるコンビネーション窓。
このスタイルは要望があれば当社でも可能かな。
もっとデザイン的にきれいに納まるように現在研究中です。

これは奥に見えるのがフォールディングドアタイプ、
手前がスライダータイプで電動で開け閉めするタイプです。
これだけのサイズのスライダーの窓となると、トリプルガラスだと荷重がかかりますからね、
手動での開閉は確かに難しいかもしれません。

これは床がフラットなフォールディングドア。
これは今一番の課題かなあ。
現在、悲しいけどこのスタイルを当社ではできません。。
こうして拾って見ると、まだまだできないことが多すぎると実感してしまいますね。
どうすれば、私たちでもできるようになるのか?
旅は、続きます。(笑
コメントを残す