北欧住宅:窓のデザイン

これまで私は北欧の窓というと回転窓に象徴されるように、シンプルで画一的なもののようなイメージを持っていた。
確かにスカンジナビアなら私のイメージはそんなに遠くない。

北米の木製サッシはどちらかというと、線(枠)が細く組み合わせも多種が可能なのに、
北欧系のサッシは線が太いからデザイン性に乏しいのか。。。などと考えつつ、以前ドイツに行った時の写真を改めて眺めると、そうでもなさそう・・

そう感じたことで、今回のドイツ行きの個人的テーマには北欧窓のデザインの可能性をもっと知りたい!ということが加わってしまったのです。
外観にしてもおしゃれな室内空間してにも、窓は重要な要素ですからね。

今日はフランクフルトで乱撮した窓写真からいくつかを上げてみました。
写真の構図が悪いとかは一切無視してください^^;

カフェの窓

上下の間の窓かまちがウェーブしています。
アメリカでも見かけるタイプですが、より柔らかい表情になります。

おしゃれな窓おしゃれなドーマー窓

 

 

 

サッシ自体は白色でもトリム(窓縁)やチューダー(柱梁型)で窓の表情は変わる。
右写真はト屋根面のドーマー(小屋根)と窓の取り合いがきれいな納め方なので撮りました。

おしゃれな窓2おしゃれな窓3

 

 

 

上下左右の連窓が多い。
北米サッシだとランマ窓などはFIX(開かない窓)で開かないのが普通なのに、ドイツは右写真のように開くんですよ^^

おしゃれな窓4おしゃれな窓5

 

 

 

上部窓のみ格子入りはアメリカでもよく見かけるタイプ。
右はサッシの色がきれいなので撮ってみたもの。

おしゃれな窓6おしゃれな窓7

 

 

 

こんなガラスのコンビネーションもあり。
サッシカラーもいい感じ。
右は窓トリムと外壁の色合せの参考に。

一般的には幅広い単窓でサッシカラーは白色のもが多い。
なので、ここで上げるのは敢えてカラーサッシと連窓だけにしました。
色や組み合わせだけでなく、ガラス面の縦横バランスも参考にして見てください^^

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1 個のコメント

  • はじめまして、木製窓屋の森の窓の山本と申します。ずいぶんとヨーロッパの窓に造詣が深いですね。ブログを拝見していますと何か同じようなところを回っておられる様子、なんとなくコメントしてみました。
    私も、北欧窓やドイツ窓が大好きで何度もヨーロッパへ出かけました。木製窓の行き着くところはドレー、キップ、そして現在取り組んでいるのがノルウェーの引き戸です。
    お時間がありましたら私のブログも覗いてみてください。

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