モデルハウスの断熱改修前にデータを。

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この3年程、やんねばねえ、やんねばねえ、、とつぶやき続け、
結局人手がないべってことで引き延ばしになっていたモデルハウスの改修、
断熱改修だけなら何とかなるべ?てことでやることになった。

断熱スペック的には、いつまでも旧モデルままというわけには行きませんから。

そんなことから今日はちょっくら合間に、
改修ポイントをチェックしつつ、展示場の表面温度のみチェックしてみました。

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地中熱利用による温水床暖房中の1階床表面温度は、概ね23~24℃。
温水パイプの通っている箇所とそうでない場所での温度ムラです。

さて、この床面温度を断熱改修した後、来冬どこまで下げられるかが、
一年後の楽しみってことになるかな。

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玄関土間も床暖房が入っているのでチェック。

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ずっと毎日24時間連日定常で暖房していると、
間仕切り壁の温度を測ると室温と同じとみていい。
この温度を基準として、この温度を維持するのにどれだけの熱量まで抑えられるか、
暖房の燃費をビフォーアフターで確認すればいい。

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2階パネルヒーターは・・・

おっとこれは停止中だった。

パネルヒーターは2階にある5か所のうち、3か所が稼働中で2か所を停止中。
稼働しているパネルヒーターの表面温度は2か所が28℃、1か所が30℃。

デッキのスライドのテラス窓の上下の温度差は最上部18℃、最下部11℃で、
温度差は7℃。
もうアルゴンガスなんて抜けきっているんだよなあ・・
てなことを考えながらチェックしてみました。

本格的な現状の断熱診断は、若手エンジニアたちがやってくれるはず。

住宅展示場の断熱改修・・・
外壁周りの断熱付加も窓交換も問題はない。
一番の難題はヒートブリッジの断熱付加対策か・・・

考えようかと思ったけんだけど、せっかくの良い機会なので
これは若いスタッフたちの課題にすべえかなと^^;

最後に話は変わって、先日の実験棟の不可解な温度推移ですが、
温度計に大きな問題はなさそうで、
結局、理解不能のままです。

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10㎝の断熱でどうしてああなるんだか・・

もしこれが分かったら、新種の冷蔵庫が創れるかもしれないんだけどなあ。