岩手の高断熱住宅:陽射しチェックと窓ガラスの歪みチェック

岩手の高断熱住宅には陽射しの恵みは欠かせない

今日はお天気が良かったので、現場にて陽射しの入り具合いをチェック。


冬の陽射しは高断熱な家にとっては大きな恵み。
1階のフォールディングドアからの陽射しはリビングの床を照らし、そして暖め、
その熱をフローリング下の蓄熱層にため込む。

お天気がずっと良ければ、お日様の移動と共に床面を満遍なく暖めてくれる。

2階吹抜けの窓は、1階の窓からの陽射しの届かない奥の床を照らし、
写真のように室内壁の漆喰を照らし、その漆喰に熱を蓄えてゆく。

陽射しが室内を照らし、暖め、蓄える、
この効果で室温のオーバーヒートを防ぎ、室温を変化を最小限にしてくれるのだ。

と、そんな機能が働いていることなど目には見えないのだけど、
勝手に想像して勝手にありがたいものだと感謝してしまう。

そして、窓チェック。

高断熱トリプルガラスの歪の有無チェック


今のところ、大きな歪みは見られない。

トリプルガラスの窓のアルゴンガス層の厚みは16㎜+16㎜の合計32㎜、
温度によってガス層の膨張と収縮が起こることでガラスは歪むわけだけど、
その状況はガラスに映る周囲の景色によって、特に暑い夏、寒い冬に判りやすい。

北海道で見たかなり歪んでいる窓ガラス事例

私がなぜ窓ガラスをチェックしたかというと、
先日、新し目な住宅地を散歩していた時、経験のない景色を目にしてしまい、
こりゃあ、もう少し自分の中でガラスのことを理解して置かねば、
と思ったことからになる。

こ、これは・・・

新しいだろう家の窓。
しばらく眺めて頭を整理、映る映像の歪みからトリプルガラスではないかと想像できる。

そこから、窓ガラスに注目しながら歩を進めると・・・

これまた私の経験にない映像が視界に入ってきた。


こうなると窓ガラスが万華鏡に見えてしまう。

なぜ、こうなるのか・・

もしかしたら、今まで気付かなかっただけで、当たり前な現象なのか・・

この時この現象を理解しようとしてみたが、結局私の知識では答えは出なかった。
だからこれから、もっと注意深く観てみようと決めた。

ガス単体か、Low-Eとガスの複合要素か、それとも・・・フレームもか、、

もしそれを知ることができれば・・・

歪みを最小にできるノウハウを見つけることができるかもしれない。

気になる方は、以下もチェック↓↓

Low-Eガラスの歪みとアルゴンガスのガス抜け?

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