造作カウンターを固定にしないのもありかも。

震災後に被災状況のアンケートを行ったことがあります。

その結果から、
固定された造作家具ではモノが落ちずガラス戸棚の中さえも殆ど被害がなかったことを知り、その後は造作家具の利点として説明するようになり、それが今では当り前のようになっています。

固定しない造作の学習カウンター

その固定観念化されている所に以前三重県の住宅を拝見した際、意表を突かれたのが固定しない学習カウンターでした。

非固定型学習カウンター (1)

3つのキャビネットをバランスよく配置したら、その上に集成カウンターをポンと置くだけ。

非固定型学習カウンター (2)

後ろに隙間があるので照明を挟み込むことも容易だし、このカウンターを前に移動することも容易です。

非固定型学習カウンター(3)

このように隙間空いているでしょ。

非固定型学習カウンター(4)

できるだけカウンター上には物を置かない。その上でこの状態で地震が来たらその時はその時で。と考えれるなら、この可変性はかなり有効に使えそうです。

このスタイルって、ある面可動家具と言ってもいいかもしれませんね。

2 件のコメント

  • 部屋の造り付け家具、便利ですが、模様替えをしたくなった時に、選択肢が限られてしまうような気がします。
    これならどこにでも動かせそうでいいですね。

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