高断熱住宅現場を繋ぐ岩泉~小本に三陸道

今日は火葬出席のため急遽岩泉へ。

朝直行で現地に向かい、せっかくなので先ずは先週土曜日にフレーミングだった住宅現場へ。

岩泉の高断熱住宅現場 (1)

山を背にした住宅地。私が山を背にした実家で育ったせいか不思議と親近感が。

岩泉の高断熱住宅現場(2)

私が現場に到着したのは8時半過ぎ。行き違いで荷を下したトラックが帰ったばかりの現場には外張り断熱材のフェノールフォームの山が二つ。

岩泉の高断熱住宅現場 (2)

住宅内にはロール状の充填断熱材が積み上がげられておりました。

ここでいつもの汚い作業着から礼服に着替えて火葬場へ。火葬が終わればまた現場に戻って着替える。

 さあ、ここまで来たのだから宮古の現場まで行ぐべさ。

そんなことで岩泉から小本へ向かったのだけど、ここでふと気付いたことが。
この岩泉~小本間を走るの人生初!(笑
岩泉~茂市、岩泉~葛巻は走ったことはあったのに、なぜか岩泉~小本間は走ったことがなかったのです。

小本から三陸道に入って宮古北部の現場到着。
これまた宮古以北の三陸道走るのも初かな。

宮古の高断熱住宅現場

宮古の現場住宅内はちょうど床暖房の配管工事中。
床暖房の温水パイプと言えば、一般的に樹脂パイプが使われている。なのに当社の場合は3層管を使っています。この3層管の施工はとにかく手間がかかるし細心の注意も必要で中々施工者泣かせなんです。だけでそれでも敢えて使うのは、施工し終えてしまえば使用する施主さんにとっては不凍液の補充が不要などメリットしかないからかな。これも当社のこだわりの一つですね。

それと・・・
当社の場合、充填断熱+外張り断熱。

一般の方にはダブル断熱とか言ってますが、個人的には外張り断熱がメイン+充填断熱はおまけ位の感覚です。岩手の高断熱住宅を、より高断熱化しようとすれば、外張り断熱を強化することになる。結果、外張り断熱が担う断熱性能割合は充填断熱のそれをどんどん上回っていくことになりますから。
充填断熱を強化するより、外張り断熱性能を向上させる方がコスパも高いですし。

その結果を、当社の住宅展示場で見ることができます。

岩手の高断熱住宅:外断熱+充填断熱

壁の充填断熱材は2×6なので、140mm。
外張り断熱材は最も断熱性の高いもの使用し、より厚くそして経年リスク対策として複層張りしているわけです。

10年前ならこういう風にやれたらなあと思っても発想も技術的裏付けも乏しかったのでできなかったですけどね。
業界とかもしくは誰かができるようになったら・・・とか他力頼みではいつまで経ってもできないのだと気づいてしまったので、だから自分たち自らが創るしかないわけです。

建材メーカーが・・・ 断熱材メーカーが・・・ 
とか言っているうちは結局は他人任せの家づくり。

オリジナルはどこにある?

てなことを自問自答する今日のドライブでした(笑

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