住宅の耐久性を上げる高性能な透湿防水シート

私が個人的に住宅の耐久性に重要だと考えているのは住宅外部からの防水性能、そして住宅室内から透湿性能でこの二つの機能を合わせ持つものが透湿防水シートと言われるものになります。

片面からは100%の防水性、それでいてもう片面からは透湿性が高いのが理想で、一般に普及しているものはその防水も曖昧、透湿性も今一つでその機能が明快なものが登場したので多少高くても重要な部分なので切り替えたのが現在外張り断熱層外側に貼られている水色のシートです。ゴアテックのような素材をイメージしていただければ分かりよいかもしれません。

採用し始めてからもう20年くらいになるでしょうか。
そこに先日東京での建材展で高耐久のもが登場したとのことなのでサンプルを頂戴し持ち帰ったわけですが、小さなサンプルで触感は確認できるものの、それだけでは何もわかりません。

 眺めてるだけじゃしょうがないし、さて何かできることはないかなあ・・

と考えた時、なぜかテーブルの上に飲みかけのペットボトルの飲料水があったわけ(笑

 とりあえずこれでいいか。

てことでシートに数滴の水を垂らしてみた。

プチ防水チェック

使っていなからかもしれないけど撥水もする。

このまま放置しておけば下に浸みてたりするかもしれないし・・と。

この時が夜8時前、そして翌朝、、

水滴の痕跡もないし、ましてや裏側に染みた形跡もなし。

そして次の日も同じく少し水多めに試してみて同じ結果に。

・・・ なすて?

防水にプラス水の揮発性が高いのだろうか?

ガラスとかと対比してみないと何とも言えないけど、
もし水の揮発も促進するのだとしたら、外壁の通気層内側の2次防水層としては優秀と言えるのではないかと。

ただ透湿性に関しては試してみた感覚では少々低めかも。
一枚のシートで防水と透湿という相反するものを両方高めること自体が難しい話なのだろうけど。。

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