今日の家づくり教室。
誰でも初めての家づくり
家づくり成功への早道は、
家づくりで成功した先輩に聴くのが一番!
ということで、家づくりの先輩である施主さんにお話ししていただきました。
質疑や相談なども含め2時間にわたり貴重な経験談をお聞きして、改めて関心させられること、今後検討しなければならない点などにも気付かせて頂きました。
本当に今日は貴重なお話をありがとうございました!
ここでは今日お話し頂いた内容の一部を簡単にご紹介いたしますね。
以前住んでいた住宅:木造2F建延床30坪断熱無し、築40年以上
冬:居室温度3℃+結露+カビ+咳気味(カビが原因か?)
夏:酷暑で窓全開+扇風機(エアコン無し(買ったことが無い)
マイホーム建築で期待したこと
①家族の健康を維持し快適な空間であること
②負の財産であるが優良であること
③燃費が良いこと
④躯体の耐久は50年以上維持する住宅であること
高断熱住宅での暮らしの変化
①温熱環境(居室間の室温均衡、室温の自然低下)は抜群に良い。
室温低下が非常にゆるやか。各居室間~1.5℃以内の室温差。
②子:冬シーズン全て半袖・短パンで過ごす。
③奥様:足元が冷えず全く寒さを感じない、全室暖かい。冬の電気料金が思ったほど高くない。
④各月の室温
10月:室温22℃以下にならない。(終日暖房なし)
11月:天気の良い日中は日射取得で室温23.5℃をキープ(暖房不要)。
翌朝、まず、20℃以下にならない(2日間家を空けたとき19.8℃)
12~3月:ACのみで全室23~24℃を実現。
日射取得の重要性
日射取得による自然暖房は重要!厳寒地岩手では日射取得を可能な限り実現する窓配置を!
夏の日射遮蔽はあまり考えないで良い。なんとかなる!(内・外部ブラインド、よしずetc)
⑤2,700mmの高い天井は広さが感じられ良い。
⑥家の防音性能が高い。異様な静けさ。
(但し大雨、強風、車両音などが聞こえず外の様子が把握し難い。)
高断熱住宅:岩手の冬の光熱費
オール電化(太陽光発電が無かった場合)の電気代
11月 12,307円
12月 20,733円
1月 25,425円
2月 20,706円
3月 17,480円
こちらの家では燃料調整費上限撤廃てなかったのかな?と思えてしまいすね^^;
その他、私が印象に残ったこと
きれいなポエム、定性だけの文字と表現に惑わされない。
(正確な)科学的根拠と実証(実績)を判断材料の一とする。
当社は高気密高断熱ではないというハウスメーカーは一社もない。
参考になるサイト 具体的に5つほど紹介
その他気になる工務店 3業者(セミナー内では実名)
最後に、
しなきゃないとは思うこともあるけど、燃え尽き症候群なのか今はあまり何かしたいとの気持ちは失せているとのこと。
このお話の部分は私たちつくり手にとっては何より嬉しいことばです。

セミナー終了後の参加者さんとの雑談?が一番和んだ瞬間でしたね。
今日はありがとうございました!
家づくり教室でのこの「家づくりの先輩から聴く」シリーズはほんと7,8年ぶり?かもしれません。もし機会があればまた企画したいと思います。
コメントを残す