岩手の高性能住宅は、なぜ?の小さな疑問から進化する

先日、一人の20代スタッフから疑問が投げかけられた。

 一人でも疑問があるならもう一度整理して施工のなぜを共有すんべ!

てことで春ちゃんにサンプルを作ってもらい技術内容を共有する時間を取った。

まだ住宅のじの字もわからないスタッフにも、

何を目的になぜこうするのかを。

窓周囲施工を磨き上げ

今回は他のミーティングで集まったスタッフの中に必要なメンバーが全員揃っていたので急遽の開催。
会議という形式ではなく担当メンバーは無造作に一カ所に集まり皆立ったままサンプルを囲んで開始した。
現場スタッフはサンプルに近づいて覗き込むように作業手順等まで確認しているが、サンプルから後方には、

施工のことまでよくわからなそうにしている若いスタッフもいる。

そこで春ちゃんには、全員に分かるまでひとり一人に説明してくれるよう頼み1回の説明なら5分ほどで済むところが説明し終わるまでに45分程かかってしまっただろうか。

でもこの時感じたことがある。
特に若いスタッフたちの表情が活き活きと変化したように見えた。

 そっかあ、腑に落ちたんだあ。

そんな感じだった。
これまでの技術会議では見られなかった表情。

古参スタッフはこれまで何を変えようとしてきたか、その経緯を知っているけれど、その経緯を知らない入社5~6年内位のスタッフは、「何のために」が先ず欠けていて「なぜそうなるのか」「なぜ今こうなったのか」の積み重ねの経緯も知らない、時間を共有してるだけで理解してもらう時間を取っていなかったことに気付かされた。若いスタッフを取り残してしまっていたんだなあ。申し訳なかったと反省。

先日共有したのは一点のみなので、
これから一点一点の「なぜ?」を共有する時間を別に設けないと・・と思った次第。

そして技術面に関してはみんなが理解するのが目的なら机も椅子も要らないんだなあ。そう思えた。

なぜ? なすて? を学べばいい。

そして既存の常識を疑い違い可能性を見出せるように。

そうなれば、いつだって住宅は進歩する。

自分そうならないと。。

最後に、住宅とは関係ない話だけど。

殆どの人の肺にマイクロプラスチックが付着しているのが見つかったのだとか。

μFTIR分光法を用いたヒト肺組織中のマイクロプラスチックの検出 – サイエンスダイレクト (sciencedirect.com)

通勤時毎朝すれ違う小学生さんたち、通学でもまだマスクしている子たくさんいて・・
成長期のお子さんが空気吸えない吐けないなんてならないことを祈りたい。

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