岩手県滝沢市にて建築中で、今月下旬に見学会を予定している
ウォーターフロントの「大屋根の家」
現在、外壁の漆喰仕上げを終えました。現在は室内側の漆喰仕上げ中になります。
外壁の漆喰仕上げが終えたことに今、わくわくしています。なぜわくわくするかと言うと、完成時以外の家づくり過程では「おお~!!」と感じる大きいポイントが3つあるのではないかと個人的に思っています。
①家の輪郭が姿を現すフレーミング時
当社では一日フレーミングと呼んでいるのがそれです。一般的に言うところの棟上げ=上棟ですね。
上棟までは机上であり、外観もPCやスマホ内での想像のものでしかなかったものが原寸で現実のカタチで姿を現すのですから。胸にこみあげてくるものはありますよね。
②足場を解体して仕上がった外見がお目見えした時
昔は足場だけで今のようにネットをかけてなかったですからね。家の表情は見えやすかったのでこの瞬間はそれほどでもなかったのです。ですが足場にネットで家の周囲を覆うのは当たり前となった今では、この瞬間が妙に新鮮に感じるようになったのではないかと感じています。
③内装仕上げを終えクリーニングを終えた時
クリーニング前は床面保護のため養生シートで覆われています。それが剥がされ床面が見えると室内の様相は一変します。床面と室内壁のしっとり感やニッチにタイルなどが鮮明に浮かび上がって見えるようになる筈です。その時初めて室内全体の全貌を観れるわけですから感動もひとしおなはずです。
ということで、漆喰仕上げが完了したということで、いよいよ②の瞬間を迎える準備が整ったということになるのです。
漆喰仕上げは家の中で一番の手仕事
外壁の漆喰塗り作業を動画で紹介しますね。
今月見学会予定の「ウォーターフロントの大屋根の家」
外壁の漆喰仕上げを完了! pic.twitter.com/CeE5B9UfPJ— oyakata (@ooyakata11) August 3, 2024
この動画では雰囲気だけしかわからないかもしれません。
動画の中で手作業ではなく、外壁面だけを流している部分があります。
その部分が仕上げの模様付けていく段階の変化なのです。
改めてその部分をスクショで。
漆喰を塗り伸ばします。
そこからこの写真のように、
横に引きずり凹凸痕をつくります。
その後動画後半のようにこの引きずり痕の山の部分をコテで撫でるのです。
撫でるとこのように、漆喰の仕上げの表情は角が取れた感じでやさしい表情になるわけです。
仕上げの過程をわかるとより漆喰仕上げを身近に感じていただけるのではないでしょうか。
最後に、よくある質問で、
室内を漆喰仕上げにするのはよく耳にするけれど、外壁も漆喰って珍しくないですか?
もし、同じように感じてられる方がいらっしゃったら、以下もチェックして頂けたらと思います。
今日の最高気温34℃超え・・
今現在30.4℃
明日の最低24℃だけど、、もしかしたら熱帯屋になったりするかもしれませんね・
こっちまでワクワクしてます~!
ありがとうございます。お時間ありましたら遊びにいらしてくださいね。