小さな窓だからこそ、さり気なく添える窓がいい

先週末の岩手県花巻市で開催しました「ロフトのある平屋」の見学会を終了。

何か発見や新たな気づきがあったなら私としては嬉しいですね。

例えば、

ロフトの窓

ほんの少しでも明かりが取れるなら照明点けなくてもいいよね。簡単な小さな窓でいいんじゃない?

てことになりがちなんですね。

平屋のロフトスペースの窓の画像

大きめの窓の場合ならそれだけで目を引く存在感を持てるけど、小さな窓は意外とぞんざいに扱われがちなのではないでしょうか。収納部屋でなくとも、トイレやお風呂などもそうです。これらの窓が道路に面しているとか、道路面から見える壁面にある窓だったりすると、

この窓は収納の窓だとかトイレの窓だと分ったりしませんか。

私は外観の窓のサイズで家の利用カ所が判断できる日本の窓って何なんだろう?

てことに、アメリカの家を観て気付かされたのです。
アメリカの家は窓の場所によっては貧相な窓でも良いとする家を観たことがありません。

そんな場所によるえこひいきなどせず、室内からどう見えるか、屋外からどう見えるかを重視していることを外観デザインを観て知ることになりました。

だから自分が家を建てる際、気を付けたことが窓のサイズでした。
トイレやお風呂にも部屋と同じサイズの窓を付けました。ガラスは外が見たいので透明に。当初はお風呂の窓ガラスも透明だったのです。2階にあるお風呂場の窓から朝風呂時に岩手山を眺めることを想定したのですが、実際住んでから家人の反対でフィルムを貼ることにはなりましたが(笑

でも、このフィルムを貼ってみてわかったことですが、最初から型ガラスにするより良かったかと。
フィルムの方が機能面でずっと選択肢が広いような気がします。

我が家の場合はトイレの窓も大きくしたことは外からの見え方もそうですが、暮らしていても正解だったかなと感じています。とにかく気持ち良すぎるくらいに明るいのですから。外を眺めてたりすると、トイレにいることを忘れます(笑

ちょっと、話外れてしまいましたけど、
小さい窓なら小さいなりにお洒落な窓にしてあげればいい。
お洒落な小さな窓なら、小さな明かりポイントとして狙って誂えられた窓なんだなって想像させますので。

見学いただいて、そのようなことに気付いていだいたかどうかはわかりませんが、もし見学時に気付けなかったとしても、今ここで気づけたのですから問題はありませんよね。次回はぜひそんな所も見学ポイントしていただけたら嬉しいですね。

連日の猛暑に熱帯夜が続く岩手県

ですが、、
計測中の当社住宅展示場の温度推移から私の小さな気づきをぺっこ紹介します。

8月5日18時住宅展示場断熱層内温度の画像今日の夕方6時前頃の住宅展示場断熱層内の温湿度状況です。

外気温30.9℃ 

なのに・・ 外張り断熱層内屋外側の温度は、32.5℃ 示しています。

このことから断熱層が熱を保持しているのがわかります。

ここから温度推移グラフを眺めてみると・・・

岩手県滝沢市の温度推移の画像
外気は朝方25℃まで下がりますが、水色断熱層の推移は外気に1時間弱ほど遅れて下がっていることがわかります。朝方外気温が上昇に転じて6時頃に逆転します。

夕方6時頃から翌朝方6時頃までは断熱層内の方が温度は高くなるということです。

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