高断熱で自由な窓デザインにはそれに見合う施工技術が必要

家づくりの男たち (4)の画像

先日の一日フレーミング。
私が現場に到着した時には外周壁は終えてたので1・2階通し壁は既に設置されたあとで・・
撮り逃してしまったと思っていました。

その二日後、現場担当者が私がいない間の作業をいくらか撮ってあると聞いたのでそれを貰ってみると・・・
なんと通し壁パネル設置作業を撮ってあるじゃないですか!さすがだよ♪てことで今日SNSにアップしましたのでそれを(笑

正直、壁をパネル化してクレーンで吊ってるから容易にできるようなもので、この壁を人力で起こすなんて考えたらこういう設計はしなかったのではないかと思いますね。ましてや鉄心の入ったドイツサッシ枠にトリプルガラスの重いものを2階まで持ち上げて取り付けするなんてかなり難儀な作業ですから。

見ての通り1・2階通し壁がパネルになったとしても通常の壁パネルよりはそれなりに大ごとですけどね(笑

でもね、窓を画一化されたものをやりやすいように配置するのではなく、どんな窓でも自由にデザインできて、且つ窓デザインがどのようなものであっても、特別なものにならないような施工技術を考え身に付ける。この二つはいつだってセットにしないと。と思うわけですよ。

そうじゃないと、窓は自由になれない。

アメリカやヨーロッパのような窓デザインを目指してはいるものの、まだまだ力不足過ぎてできないことも多い。それでも、国産サッシではできない窓の断熱性能と窓デザインをこれからも可能な限り極めて行きたいものです。