私の海外出張で撮り置いていた古い写真たちは、別ドライブに保存していました。だけどそのドライブが古くなったからか棄損してしまったらしく取り出せず諦めていたのですが、PC断捨離中にそれらのほんの一部だけど20枚ほどの写真を発見。どうやら当時業界向けのプレゼン用に拾い上げたものらしいけど、それでも見つけただけで幸せでしょ!と自分に言い聞かせてます(笑
規模が違うアメリカの住宅
アメリカにだって日本の家のような小さな家はあるけれど、シアトル郊外では眺望の開ける場所や特にウォーターフロントと言われる海岸べりや湖に接する住宅地には豪邸が並んでいます。並ぶっていうのも変だから森に点在すると言った方が正しいかもしれません。
例えば、シアトル郊外の住宅地に建つこちらの家。日本人の私たちからすれば十分に豪邸です。

私からすれば敷地の広さ、住宅規模からしてみても十分に豪邸です。
こんな家が郊外の住宅地にはざらにあるのですから住宅屋の私からしたら堪らないのもわかるかと思います。
ところが、水辺がここに加わるウォーターフロントはまた別格中に別格なのです。
シアトル水上の住宅街
ユニオンレイクという湖では写真のような水上の家が立ち並びます。

家と家との間にはボートが繋がれていて、移動手段は車ではなくボートになるわけです。また、ちょっと場所が離れると、水上に建つ3,4階建てコンドミニアムがあり、そこからもボートで出入りできるようになっていたり・・私の人生経験にはそんな生活スタイルは想像を超えすぎてるわけで、初めて見た時は頭が追い付かなかったかな。
湖上からしか見えないウォーターフロントの豪邸たち
これがワシントンレイクという湖になると、これまた光景は一変します。

湖面に向かって開かれた広い庭、湖の水際まで張り詰められた緑の芝、そして水際はプライベートビーチ、こういう世界があるなんてね。同じ人間が住む家とは思えないかと(笑
自然環境にこそ価値を見出すアメリカの家
道路からは見えない、隣家の目線を気にする必要もない、もちろん一番開かれた湖からの目線も気にする必要もない。このプライバシーが保たれる森と湖のある環境に価値があると考えるのがアメリカなのです。

個人で水辺が所有できるなんて、いつでも庭から釣りができるんだ♪
なんて考えてしまうのは、凡人な私だからでしょうね。きっとここに住む人たちはそんなことは決して想像さえもしないのではないかと(笑
プライベート桟橋からわかる豪邸でのセレブな暮らし
プライベートビーチにプライベート桟橋、そこにヨットやボートを係船するのはごく当たり前なことで、それに加えてとんでもないものがあったりします。

水上セスナがあったり。

億越えでしょ!なんてなクルーザーがプライベート桟橋に横付けされているのですから堪りませんよね。
アメリカシアトルのワシントンレイクには、ビルゲの邸宅もあるけど、湖上からは屋根の一部しか見えなかったですね。そのほか名だたる富豪さんたちがここに居を構えているようです。
でもまあ、このような別世界のような光景に圧倒されるわけですが、ふと、なるほどなあ・・とも、思ったわけですよ。
どんな環境で、どんな時間を過ごしたいか。
もしくは、
過ごしたい理想の時間のためには、どんな環境が必要か。
と考えれば、贅沢だとか高級だとかは関係ない、そこに価値があるのではないかと。
どんな時間を過ごしたいか、から始める家づくりがあっても良いかもしれません。
親方の会社にシアトル視察連れて行って頂いたのもう30年位前ですね~!
そこまでは古くないのでは・・あれは20年くらい前ではなかったかと(笑