未だよくわかっていないモデルハウス外周部仕上げ面温度の不思議。
先ずは、
昨日朝8時の断熱層内温湿度測定画面と室内側表面温度

外気温‐7.1℃ 外張り断熱層外側‐4.6℃ 外張り断熱層内側4.6℃ 充填断熱層内側(内壁裏側)17.1℃ 室温17.9℃
充填断熱層内側(内壁裏側)17.1℃と室温17.9℃の間くらいだろうなんて、ずっと特に気にもせず・・
まったくのノーマーク。これまで何年もこの温度画面ばかり観てたので内壁表面温度は、外気も冷えるとその影響で室温も壁裏側も若干冷えるものだと勝手に思い込んでしまっていた内壁表面温度。
それが前夜からの放射冷却の影響をものともせず、室温より1.2℃高い19.1℃を保ってるなんて・・
この現象は、温水床暖房面から輻射熱に因るものだろうなあ、くらいのことまでは想像できる。
だがしかし・・
昨日午後、再チェックしてみると、
昨日午後2時の断熱層内温湿度測定画面と室内側表面温度
外気温3.1℃ 外張り断熱層外側3.2℃ 外張り断熱層内側6.9℃ 充填断熱層内側(内壁裏側)19.9℃ 室温21.0℃
室内表面温度 20.3℃
充填断熱層内側(内壁裏側)19.9℃と室温21.0℃の間って・・
住宅の断熱性が高い故の輻射熱の顕在化
2012年、ドイツの樹脂サッシを採用した家のサーモカメラチェック時のように、サッシの樹脂枠断熱性能が高いから、窓周囲で熱が漏れる窓周囲ヒートブリッジが顕在化した時と同じようなものかもしれません。
壁温度をチェックした際の床表面温度 22~23℃
室温や壁表面温度からせいぜい3℃か4℃高いくらいです。一般的な断熱レベルなら、壁表面は室温より冷えてて当たり前なのですから、断熱性能が輻射熱を顕在化させたのだと思うのですが・・まだ仮説の域でしかありません。
この不思議に気付いた頃は、外気温にある目安のラインがあって、外気の影響に輻射熱が勝る時が逆転するのではないか・・そう仮定したのですが、そうでないことは昨日朝の状況が物語っています。
この数日前は、昨日朝と午後とは逆だったし・・
外気温でないとしたら、日射とか湿度か・・
なんて、こんな小さなことで遊べてるのですから、
窓周囲熱橋測定以来5年ぶりに充実しているかもしれません(笑
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