岩手県滝沢市住宅展示場の今朝は放射冷却による冷え込みでの最低外気温
AM7:04 -8.0℃
こちらの場所での最低気温は、‐9.5℃ でした。
これじゃあ、風邪引いてもしょうがないよね、って普通思ってしまいます。
だって、家の中だってそれなりに寒いでしょうから。と考えるのは普通ですから。
今日はこちらの家に広報スタッフが取材に行くというので、そこに合わせて私は温度計の電池交換に(笑
すると向かう途中、
ここへはアイスバーンの坂道。🚖走ってたら前方🚘バックして来る・・停車してやり過ごし今度は2台停車中、西洋男性4名外に。観ると成田No.。また一台バックで💦訊くと無理なので戻りますと。そしたらその先で立ち往生🚘が。どうやらスキー場へ近道でナビ表示されるとか。成田で4WD貸してあげて欲しい pic.twitter.com/HYeJASQEVi
— oyakata (@ooyakata11) February 2, 2025
写真は被っていますが。撮ったスマホは違うのでご容赦を。
岩手の高断熱住宅は暖か過ぎて風邪を引く?
当社では新築してお引渡しの際に、温湿度計を二つお渡ししています。温度チェックも大事だけれど、暖かい家になると湿度管理はもっと重要になるからです。
乾燥し過ぎて風邪を引く
高断熱住宅がいくら暖かく寒くないからと言っても油断してはなりません。就寝時とか無防備な時間帯に過乾燥により喉が痛み始めそのまま風邪に。なんてことはよくある話です。その対策として加湿器を置いて乾燥を防ぐことになるのでしょうが、それも万全ではありませんよね。
乾燥対策としての加湿器の問題点
・加湿が就寝中に停止するリスク
・加湿器の稼働音が睡眠の妨げになる
・加湿器が多くなるとスペースを取られ邪魔だし、水の補充も大変
家の新築計画時にすべき過乾燥対策
・家の内装に、できるだけ調湿性の高い素材を選ぶ
当社が壁の内装仕上げの殆どを漆喰仕上げに、床にはできるだけ無垢をお勧めしているのはそのためです
・家の内装仕上げがビニールクロスなどの場合なら、エコカラットなど高調湿素材を壁の一部に採用
・24時間換気システムは、熱だけでなく湿度も交換する全熱交換タイプを採用する
家の完成後、暮らし方でできる対策
・高断熱住宅なら暖かいので観葉植物等で湿気を補充
・洗濯ものは室内干しで。今人気の幹太くんがあったとしても冬だけはできるだけ室内干しで
・台所換気扇は調理時のみ最小限、トイレ換気扇も最小限に
・お風呂の換気扇は運転せず、ドアを開けておく。加えて湯船のお湯を捨てず蓋を開けておくと更に良し
お風呂の換気扇については以下の記事を参考にしてみてください。
家が暖かくて外気温に無防備になり風邪を引く
高断熱な温かい家に住み始めて、一冬目の住み心地などをヒアリングした際によく耳にする話になります。
家が暖かいので軽装ででかけて風邪を引く
車で外出しようとして、家の外に出てみて初めて外気の冷え込みに気付いてその寒さにびっくり。だけど、家の中に戻るのも面倒くさいとそのまま出かけてしまい風邪を引いてしまったのよ、とか(笑
家の中では身体の芯から暖かくなっているので外に出た時は寒さを感じずに風邪を引く
これは特に床暖房で過ごされてるご家族に多いです。床暖房は輻射熱暖房なので体内の水分にその輻射熱が吸収され体の芯まで暖まると、風呂上りに寒い場所に出ても寒くないのと同じ感覚になるようです。外気の寒さを感じにくいので、そのまま出かけてしまい風邪を引いてしまうという結果に。
お子さんを軽装で登校させてしまい風邪を引かせた
これも家がどこに居ようと暖かいので、屋外の寒さを感じないので外気を見誤ってしまったのです。
せっかくの高断熱で暖かい家なのに、風邪を引かないために
これまでは、家が暖か過ぎて風邪を引いたという笑い話として話してくれるので、嬉しいエピソードだと思っていました。大人だったら笑い話にもなりますが、お子さんに風を引かせたとなれば笑い話にもならないので何か対策を考えねばなりません。
外気温をリアルに知る術が必要
よくお天気予報では、市町村で最低気温、最高気温を予報をしてくれてはいますが、それは広い意味に捉えがちではないでしょうか。だって同一市町村で気温が数℃違うなんてざらにありますので。
私は朝起きたら。スマホチェックでリアル外気温をチェックします。

この外気温を観て、暖機運転の時間、朝の行動を決めています(笑
窓外に外気温計を置く
窓外に外気温計を置けば良い話なだけです。ですが、これが厄介で、国産サッシなら窓に紐でも挟んで吊るしてみたことがあります。これは風が吹いた時に窓ガラスに当たってうるさい。当社のドイツサッシなら外に窓下水切りがあるので、これは便利だと思い、温度計をそこに置いてみたこともありますが、余程近づかないと見えないし、雪が降ったら埋もれてるしで現実的ではありませんでした。
ある時、ドイツに数年住まわれてたことのある施主さんから、
ドイツには、窓ガラスに貼る温度計があったのよ。
と、教えてもらったことがあります。
その話を思い出し、今日の施主さんに話題に出したのです。その後、事務所に戻って調べてみたらそれらしいものがある。なら先ずは試しに一個だけ注文してみました。
そして届いた温度計を持って伺うと・・・
その話の後、奥様も即行調べたらあったので注文したとのこと。
えぇ、そうなんですか~(笑
使ってみてどうですか?便利ですか?
と訊くと、それほど温度が正確じゃないとのこと。
僕が買ったのもそうかもしれないと心配になり、一緒に並べて試してみて貰うことにしたのです。

お願いして置いてもらったのが右の温度計です。

これは概ね温度は合っているらしい。
千円ちょっとで買える温度計で、
もしですよ、高断熱住宅の暖かさ故に風邪を引いてしまうのをこの温度計で防ぐことができるなら安いものです。良ければ、お引渡しに室内温湿度計とセットでお渡ししたいものです。
最後に、施主さんからお聴きした今の家に住んで変化したことの一つを。
ご主人談を聴きながらの一枚
家建ててからインテリアにめちやくちゃ興味を持つようになりまして…
前の家の時は全く関心なんてなくて、観たいなんて一度も思ったこと無かったですから笑だとか。 pic.twitter.com/Jmv7amABik
— oyakata (@ooyakata11) February 2, 2025
家を建てていただき、DIYに目覚めたとか、新しい趣味ができるようになったとか、そんな変化をお聞きできるってほんとうに幸せなことだと改めて感じた今日のひと時。
楽しい時間を、ありがとうございました!
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