現場に行った目的は一つだったりするのだけど、それだけじゃガソリンも移動時間も勿体ない。現場から出る段ボールをトランクに積み込み、週一回収に来る福祉施設用に事段ボール用物置に取り置きしておくわけ。
現場で廃棄される段ボールだって、移動時間を使うだけで誰かの役に立つのだから。
いつも感じている端材利用。
工場でも現場でもとにかくいろんな端材が発生している。工場端材は近いうちに再利用の道筋ができるはず。まだ確定ではないけれど・・・
端材もったいないよね、てことで以前GWイベントに無料で出したことがある。
それは住み始めている施主さんから、
ちょっとだけ棚があったら・・便利だと思うことが暮らしてからあるのよ。
端材程度の小さな棚でいいの。
との一言がきっかけ。
ところが・・・ 結果一つも出なかった・・
端材って、そういうものです(笑
断熱材の端材利用は一部で回るようになっている。
その他、現場で特に気になっているのが、造作に使われる集成板。業界ではフリー板と言っているもの。使い回しの利くサイズまでなら回収し使える機会を窺うのだけど、それ以下の長さや幅となれば廃棄されているのが現状。
段ボール回収時に目に入り段ボールと一緒に事務所に持ち帰った集成材の端材がある。
角が丸くカットされていたものだけど、この丸みなら普通に使える。
持ち帰った理由は、この集成材が端材利用に社内でアイデア出しのきっかけになればというわけ。
これがどこから生まれた端材かというと・・・
ここから生まれたのです。
これをね、壁隅のコーナーに合わせてみると、
こんな感じになる。
これを敢えて注文で作るとなると、コストはかかる。
このくらいの小さなサイズの小棚なら規格として端材で作っておくのも良いのではないかと考えたからなのです。
これだけすべてのモノが高騰している時代には、
家庭で食材を捨てずに使い切るように工夫するように、
私たちの家づくりも、これからはできるだけ再利用できる知恵と能力が求められているような気がしてならないのです。
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