今回の出張中、乗物にて嬉しいことが二つありました。
一つは、私が利用したタクシー。
降車して走り去ったはずなのに、
しばらくして運転手さんがお釣りを間違えたと言って届けに戻ってくれたこと。
黙っててもきっと私は気づかないままだったろうに、
正直に届けてくれた運転手さんに感謝。
そういう方の存在に触れられるって幸せな気分になりますよね。
もう一つは、飛行機内でのこと。
二人座席の窓側に座ったのは私。
そして・・・
お隣の通路側に座ったのはなんと巨漢なお方。
どすこいって感じかな。
案の定、彼の肘はわが領地を侵略・・
両手で持って携帯電話でゲームをするもんだから余計侵略進む。
エコノミー席を20センチも侵略されたら正常な姿勢ではいられない。
まったくこちら側を意に介してないように感じるのは気のせいか、、
うん、きっと気のせいだべ。そう思いたい。
乗車率は30%台か。
横の中央三人座席のこちら側二つ空いている。
その他の列も選び放題の空席である。
できればお隣さんが移ってくれたらいいのに・・
と願うもその兆候や見えず。
ずっと斜めっている姿勢も辛いので、ならば席を移ろうか、、、どうすべ。
彼を避けたように思われるのも、彼は気にするかも?
そんなことを気にするもんだから、
ちょっとすみませんと言いながら他の席に移ることもできず諦めてしまっていた。
ところがです。
上空の水平飛行になった頃でしょうか。そこにスッチーさん登場。
隣りのお兄さんに、
もし、よろしかったら他の座席も空いておりますし、
席を移られてゆっくりおくつろぎ頂いてもよろしいですよ。
と声をかけてくれた。
さすがスッチーさん、よく気付いて声をかけてくれた。
まさに女神だべえ。
これで私はゆっくり座れると思った。
そしてお兄さんは言った。
いえ、大丈夫です。
えっ!?
お、おーい!大丈夫って・・
何が大丈夫なわけ??
無情にもスッチーさんはそのままあっけなく立ち去ってしまった。
淡い期待も消え失せ、再びおとなしく斜めった我慢タイムへ。。
それから10分ほど経ったあたりだったろうか。
半分眠っている私にスッチーさんが何やら声をかけてきた。
頭を起こして聞き直すと、先ほどのスッチーさんだ。
ゆったりできるお席がたくさんありますので、
そちらの方に移られてはいかがですか?
窓側席がよければ後方にゆったり座れるお席もございますし。
あ、いや、、・・ ・・(どうすべ?)
(せっかく気を遣ってくれている、、ここで移らねば。
でもお隣さんは気を悪くすねえべが、、)
と悩んだけど決断した。
はい、ここは窓が暑すぎて辛いので、
そっちに移っていいですか。
するとスッチーさんが、お隣さんに
お隣の方が、窓側が暑いということでお席を移りたいとのことですので、
少しだけお席をお譲り頂いてよろしいですか。
声をかけてくれ、私は虎の穴から這い出るように脱出。
通路を挟んだ席に腰をおろし開放された。
スッチーさん、ありがとう!!
彼女もまた気にかけてくれていたのだろう。
彼に気を遣いできるだけ間をおいたのかもしれない。
さすがスッチーさん。
窓が暑かったのは本当で、日差し側だったのでシャッター閉めても暑い。
そして隣の体温に挟まれてこれまた熱い。
その暑さのためTシャツ1枚でいた私が哀れに見えたのかもしれませんね(笑
いずれ、気遣いに救われた私は幸せですね。
しばらくしてお隣のお兄さんを見ると・・・
真ん中の肘掛けを上げて、二座席におもいっきり跨いでる・・
でしょぉ。 だ・ か・ ら、、、
てなことをつい心ん中でぼやいてしまったけど、
その後はお陰で快適に過ごすことができました。
ありがとうございました。
ANAのスッチーさんに感謝です^^
岩手のハウスメーカーなら。
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