トリプルガラスなのに片手で全開。”外”に繋がる、軽くて暖かいフォールディングドアという選択

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最初に、全開最後に紹介した岩手県矢巾町で行った一日フレーミングに続き、先週新たに上棟した2軒を紹介します。

岩手県盛岡市加賀野での高気密高断熱住宅の一日フレーミング

岩手県矢巾町での高気密高断熱住宅の一日フレーミング

こちらの家には2階バルコニーに4連フォールディングドアがあります。

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このようにフォールディングドアは今では大共ホームの定番のようになっているのがわかってもらえるのではないでしょうか。

そこで今日は改めて、トリプルガラスのフォールディングドアが選ばれるその魅力について整理してみます。

リビングの先に、もうひとつの「部屋」が広がる暮らし

ウッドデッキとリビングが、テラス窓を全開することで、ガラスの仕切りもなく、ひとつの空間としてつながる。

朝はコーヒー片手にデッキで深呼吸。週末は子どもたちが裸足のまま庭へ駆け出していく。夕暮れには家族で外ごはんを楽しむ。

そんなアウトサイドリビングに憧れて、注文住宅を検討されている方は多いはずです。

ところが、ここで多くの方が立ち止まります。

 大開口の窓って、断熱性能が落ちるんじゃない?

 トリプルガラスは重くて開け閉めが大変だと聞いた…

開放感と高断熱。この両立の難しさこそが、大開口を諦める最大の理由でした。

でも、10年以上前の私がそうだったように、その常識はもう古いかもしれません。現にこれだけ多く採用していただいていますから。

トリプルガラスの最大の弱点「重さ」は、すでに克服されている

なぜトリプルガラスは重いのか

トリプルガラスは、その名のとおりガラスを3枚重ねた構造。間にアルゴンガスなどを封入することで、シングルガラスの約3倍の断熱性能を実現します。

冬の寒さも、夏の灼熱も、外の騒音も遮ってくれる上に、結露もほとんど発生しない。性能だけを見れば、これ以上ない選択肢です。

ただ、弱点が一つだけありました。重さです。

ガラス3枚分の重量がフレームにかかるため、大きな掃き出し窓にすると開閉が重労働に。20年前にトリプルガラスのスライドドアをスウェーデンから輸入したことがあるのですが、

 開閉が重たいので、結局ほとんど開けなくなった

という声もあり、その後トリプルガラスで大きく開く窓の採用は躊躇していたのです。

鉄心入りヨーロッパ製フレーム でも、片手でスッと開く

しかし、現在は事情が違います。

樹脂枠に鉄心を内蔵した強度持ちながら樹脂の断熱性を持つフレーム、そして長年ヨーロッパで磨かれてきた金物技術によって、トリプルガラスでも女性が片手でスッと軽く動かせるフォールディングドア(折れ戸)を見つけ、当社で採用するようになったのが15年ほど前です。

折れ戸は、複数のドアパネルが折りたたまれて壁際に収まる仕組み。全開にすればリビングと外が完全につながり、閉めれば高断熱の壁として機能します。

開ければ風景そのものが部屋になる。アウトサイドリビングどころか、部屋自体が屋外と同じ空間になるのです。

大共ホームのフォールディングドアが「国内で希少」な理由

ここで正直にお伝えしておきたいことがあります。

トリプルガラスのフォールディングドアを扱える工務店は、国内でもごくわずかです。さらに、後ほどご動画にも「ドレーキップ機能」まで備えたタイプとなると、その数はさらに限られます。

理由はシンプルで、

  • 適切な施工技術が必要(重量物の取り付け精度・気密処理)
  • 仕入れルートと製品知識
  • 窓周りの熱橋対策まで含めた技術力

これらすべてが揃わないと、昨日も性能も引き出せないからです。

岩手県の大共ホームでは、ヨーロッパの窓性能を熟知した上で、寒冷地である岩手のの気候に合わせた施工ノウハウを蓄積してきました。だからこそ、このフォールディングドアを即座に輸入し自信を持っておすすめできているのです。

全開にしなくても換気できる「ドレーキップ」という発想

防犯性を保ったまま、家中に新鮮な空気を

ヨーロッパの窓と聞いてピンとくる方なら、「ドレーキップ」という言葉をご存じかもしれません。

ドレーキップとは、ハンドルの操作で「内開き」と「内倒し」を切り替えられる窓の機能のこと。

 

ハンドルを横に倒せば、通常のドアのように内側へ開く。 ハンドルを上に向ければ、上部だけが内側に倒れて、上部のわずかなすき間から換気できる。

この「内倒し」の状態がポイントです。

  • 雨が降り込みにくい
  • 外から手を入れて開けることができないので防犯性が高い
  • 留守中・就寝中でも安心して換気できる

フォールディングドアを全開にして開放感を楽しむ日もあれば、ドレーキップでそっと換気だけする日もある。暮らしのシーンに合わせて、窓の使い方を変えられるわけです。

これも、大共ホームのフォールディングドアが選ばれる理由の一つです。

高断熱の窓は「光熱費」だけじゃなく「健康」と「医療費」も守る

窓の断熱性能を上げると、家計も健康も変わります。

光熱費の削減

冬は暖かく、夏は涼しい。エアコンの稼働時間が減り、光熱費は大幅にダウンします。とくに窓は家の中でもっとも熱が逃げる場所。ここを強化する効果は絶大です。

ヒートショックのリスク低減

家中の温度差が小さくなることで、ヒートショックなどの循環器疾患リスクが減少します。脱衣所と浴室、廊下とリビング——その温度差が、心筋梗塞や脳卒中の引き金になることが知られています。

カビ・ダニを抑えてアレルギー対策

トリプルガラスは結露がほとんど発生しません。結露がなくなれば、カビもダニも繁殖しにくくなる。アレルギーや喘息のリスクを抑えることにもつながります。

慶應義塾大学などの研究では、断熱住宅に住むことで30年間で約25万円の医療費削減効果が期待できるというデータも示されています。

窓は、家計だけでなく家族の健康も支える「医療インフラ」なのです。

1階だけじゃない。2階や高窓にも広がる設計の自由度

フォールディングドアは、リビングの掃き出し窓だけではありません。

昨日岩手県矢巾町で一日フレーミングした家のように、

  • 2階バルコニーをサンルーム化して、冬でも明るい第二のリビングに
  • 吹き抜けに合わせた高窓として、冬の低い日差しをたっぷり取り込む
  • 庭に面した寝室に設置して、朝は鳥のさえずりで目覚める

トリプルガラスで断熱性能を確保しているからこそ、こうした設計も安心して選べます。

まとめ:性能とデザイン、もう諦めなくていい時代へ

家づくりで大切なのは、性能とデザインを天秤にかけないで済むことです。

 断熱を取るか、開放感を取るか

かつてはそんな二者択一を迫られた時代もありました。でも今は、技術が進化し、ヨーロッパの優れたプロダクトが日本にも届くようになっています。

先日上棟した盛岡市加賀野の家では、1階リビングに

 庭とつながる4連フォールディングドア

2階には、

 風と風景を取り込む4連高窓フォールディング

トリプルガラスでも軽く動く。 全開にすれば外と一体になる。 ドレーキップで賢く換気できる。 そして、家族の健康と家計まで守ってくれる。

 そんな窓を、暮らしの中心に据える

国内では希少なこのフォールディングドアを、岩手・盛岡で確かな施工とともに体感していただける場所が大共ホームです。

実際に触れてみると、その軽さと開放感に、きっと驚かれると思います。ぜひ一度、住宅展示場や完成見学会で、扉を開ける感覚を確かめにいらしてください。

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