16年ほど前にドイツで視界に入った外壁仕上げ。
直線はない、直角もない、平でもない外壁仕上げ面・・
これを最初見た時は、どうやってこういう仕上げをつくるんだべ?
塗り厚だけでの歪みだとしたら、作業大変だべに。
とじっと眺めていたけど、ひょんなことからカラクリを知ることができた。
写真のワイン樽みたいな形の玄関ポーチも下地は発泡スチロールでできている。
発砲スリーロールが形状を加工しやすいのと直に仕上げ可能なので安価にできるからではないか。
とこの時は納得したものの、
手前の塀のような曲面はできる、
ポーチを囲んだ曲面も、アール部も、壁端の丸みも大丈夫つくるしくみはわかる。
但し、
ポーチ上部のワイン樽のように絞り込む曲面、
外壁面の水面の緩やかな揺らぎのような仕上げの曲面
この2点についての発砲スチロールの加工方法は、今まで思いつかないままだった。
ところが今日、ポーチ上部のワイン樽のように絞り込む曲面はつくれることがわかった。
あと残す未解決な下地加工法は、壁仕上げの緩やかなの曲面のみ。
一点未解決は残るのは不満ではあるけど、
これだけでほぼほぼ大概の表現はできるのではないかと。
ちなみに、
発砲スチロールの直角部分に丸みを持たせるくらいなら、

この簡単便利なカッターがおススメかもしれません。
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