住宅の通気層の気流速度

実験棟に換気をすとるべく、先日実験棟の外壁に穴を開けた。

住宅の通気層

機械で開けるわけだけど・・・、

あああ、、ごめん!よお。。;;;

と、痛ましない気持ちになってしまいます。
住居ではないけどね。
私だって実験棟には愛着ありますから。。

そして、この穴を開けっ放しにした翌朝。
「とりあえず穴をガムテープで塞いどこ!」てことで
穴に手を触れた瞬間、ものずごい送風感が!?
この感覚はかなりのものでした。

現在の住宅には、外壁通気層のある構造が一般的でしょうか。
(仕上げによっては必要ないケースも)
ところが、この通気層に流れる空気のことって、
意外と知らないでいる業者って多いかもしれない。
かと言って、測る業者もどうかと思いますが(笑)

最初の実験棟を建てた10年前。

 この通気層ほんとに通気が流れてんの?

 流れてるんなら、どの程度で流れてんの?

と、そんな疑問から実験棟にて、
通気層の風速や高低差による温度変化を測定したことがある。
データを取るためにと、まさかお客様の家の外壁に
穴を開けるなんてできないですからね。
こんな時にしか確認できないべ!てことでやってみたまででした。

当然外気温などの影響を受けますが、
その時の外壁通気層の通気流速は、

  秒速2~4m だったような・・

なので、通気層って結構がんばり屋さんなんです^^
施工不良があったら通気だって頑張りようないですけど・・

でも今回、我ながら思いました。
測定して数値化するのもいいけど、
この流速、体感した方がずっといい!ってね^^;

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