今日、中2階通し窓タイプの間取り提案をさせて頂いたので、それが一体どのようなものかについて少しだけ共有したいと思います。
中2階通し窓3連タイプ
左側リビング吹き抜けからの陽射しは家の奥まで照らしてくれますが、写真でもわかるように手前に映る2階床部分により限界があります。吹き抜け2階窓下部しか見えないことからもそのことはわかるのではないでしょうか。
右側階段スペースのように階段踊り場中2階上方向が吹き抜けとなると、2階の窓上部までキッチンからでも見ることができます。通常の吹き抜けと比べても視覚的にもバランスが良いと思いませんか?そう感じるのは私だけかな(笑
例えば、階段スペースとリビングが左右逆になったケースですと、
中2階通し窓2連タイプ

中2階レベルの階段踊り場から写真左下キッチンレンジまで冬の陽射しが入り込んでいるのがわかると思います。冬に家中の隅々まで、陽射しが届くってよくないですか?私なら日々のモチベーションが上がると思うのですが、どうでしょうか?
そしてここからは断熱オタク的妄想。
そんな陽射しに照らされた面の温度は30℃台になる。
↓
その面からの輻射熱が光として部屋中の内壁面(しっくい)に拡散される。
↓
その熱を蓄えた内壁面(しっくい)が放つ輻射熱で家族の身体が温まる。
そんなイメージかと。
窓デザインて、陽射しのデザインでもある。
と言えるかもしれませんね。
※注意が必要※
吹き抜けやと1、2階通し窓を採用する場合、断熱性の低いペアガラスなどではコールドドラフトで足元が寒くなることや結露しやすくなる可能性がありますので、最低限で樹脂窓枠、トリプルガラス2Low-E,アルゴンガス仕様のサッシをおススメします。
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