先ずは現場から。
先日は岩手県遠野市にて一日フレーミング。
何とか雨は避けられたものの風が強く難儀した様子。
そして、
今日は岩手県滝沢市にて一日フレーミング。
無事に終えたようで何より。
湿気のある中、ほんとうにおつかれさまでした!
当社も住宅をパネル化し、その後一日フレーミングで上棟するようになって20数年。
ドイツの高断熱サッシを住宅パネルに組み込むようになって6年になる。
ツーバイフォー工法が先行してきた住宅のパネル化であるけど、ここ数年在来工法のパネル化も進んでいる。
業界紙”北海道住宅新聞”の一面。
住宅の大型おパネルの写真にどうしても目を奪われてしまう。
見れば外張り断熱に透湿防水シートまで据えられていて、こうできればいいのだけど・・・この状態は自分の妄想とは少し違う。住宅に断熱まで付加されているとしたら、建て込み時に雨に打たれることだってあり得るわけで雨対策と組み立ての作業性を両立させるアイデアがほしい。でも悲しいかな今はまだない。。
それに、躯体パネルのジョイントと外断熱のジョイントが同じくなることも避けたい。とか何とか細かな理想まで言い始めると外断熱を付加した住宅パネルは遠のくばかり。。
パネルの加工率を上げるとして一番問題になるのが住宅パネルの厚さが増すことか。
現在は一つのラックにこれだけの住宅パネルが収まるが、外断熱を加えると1.5倍厚に。加工率をもっと上げたとしたら厚さは2倍近くにもなってしまう。そうなると現場へ搬入するラック数も増えるわけで・・
フレーミング時の処置工数も増える・・
となると、一日フレーミングができない可能性も。
そうなった場合、住宅パネルの加工率が優先か一日フレーミングが優先かの選択を迫られる。
今は断熱施工と一日フレーミングを重視しているけど、それでもいつか職人不足とかがきっかけでヨーロッパのように加工率を重視せざる負えない日がくるかもしれない。
そうなった時、慌てないで済むようにプレ加工分野だけは妄想を進めておきたい。
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