岩手県矢巾町の見学会場にてしばらく外観を眺め、
今日は来れなかった方用に当社独自ポイントをまとめてみることにしました。
聞き飽きたかたはスルーしてください(笑

外壁面よりサッシは奥まった位置に据え付けられているので、窓枠が外壁より出ている住宅よりアイラインとしての窓枠が家にやさしい表情を与えてくれていると思います。
そして窓枠色はヨーロッパでも木製サッシ様の木目では一番人気のゴールデンオークを採用。
樹脂窓ですけど、さすがヨーロッパのメーカーのこだわりで木製にしか見えないほどのリアルさ。細やかな木目の凹凸までしっかり表現しています。
木製サッシ枠をもし本物のオーク材で・・・なんてなったら、
とても高価なものになるのは必至ですからね。過去にもそんなオーダー考えたこともありませんでしたけど、選択しやすくなった点は逆に樹脂窓に感謝なのかもしれません。

内側両開きで片方が内倒しできるタイプの窓も。
このタイプの開閉窓がきれいに見えるポイントは内付けであることに加え、引き違い窓にあるような左右のガラス面に段差がないというのも一つではないかとアメリカの住宅を見ていて気付かされましたね。
外観をチェックしてからその後室内に入るとどうしても最初に目に入ってしまうものは・・・

そう、当社で人気のフォールディングドア。
一瞬、
7連のフォールディングドアかよ!?
とびっくりしてしまいそうになりますが、左側はテレビ面に映っているだけですから(笑
こういうアングルを暮らしの中に見つけるって暮らしの楽しみの一つだと思うんですよね。
いろんな時間帯や季節に映し出されるシーンをぜひ見つけてみてください^^
ここからは親方的プチマニアックな話を。
ドレーキップ窓の内倒し換気とカーテンスクリーン

カーテンシェードのレースを下げた状態。

とても換気が流れるとは思えませんよね。
我が家の殆どの窓もこの状態です。
家人曰く窓を開けて換気する窓ってかなり限定されるから気にならない。
換気採りたい窓は換気採る時にレースを上げるから大丈夫。なそうな。

そして、カーテンの取り付け位置には配慮が必要なんです。
上下で開閉するシェードやスクリーンなら、畳み上げても干渉しない高さに取り付ける必要があるし、横開きの吊りタイプでもしっかり窓両脇にはカーテンをまとめる余裕が欲しい。

あまり上過ぎても間が空き過ぎて見た目わるくなるし・・
なので結論的に言えばシェードタイプの窓に換気を求めないくらいの気持ちでいた方が正解なのかもしれません。
内倒し換気の頻度が高く、屋外のお天気などしっかり確認したい窓と言えば、

キッチン脇の窓。キッチン脇の窓はドレーキップ窓用スクリーン採用率断トツの№1かな。
ガラス面だけに装着されたスクリーンなので、ドレーキップ窓の内倒し換気に干渉しないのがいいのです。
ちょっと脇道にそれますが、スクリーンの上部分が日陰になっているのがわかりますか?
窓が内付けで外壁より奥まっている分日陰となり、外部から見た目の良さだけでなく夏場前後の冷房費削減にも寄与するしかけなのです。すみません、マニアック過ぎて・・

こうしてそのまま内倒し換気すれば、何の障害もなし。
スクリーンを開けたければ開けられるし、

閉めたい加減で上下自在に動かせるってのがいいのですよ、これが。

下を開けるのは雨脚や降雪具合をチェック。

上を開ける時は、空模様のチェックでしょうか。
キッチンの臭いを排出することを重視するならこの窓は建築地の風下方向にあると何かと便利かもしれません。

というわけで、
家族の暮らしを支え続ける最も高性能な住空間。
そのなかに家族のモチベーションとなるものをさり気なく散りばめられたら・・・
出かけても帰宅しても在宅しても、そのすべてが楽しいものに変えてくれるのかもしれませんね。
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