健康住宅の裏側 その①

今日は先日受け取った健康住宅実現のための建材分析結果の報告を少々。
建材メーカー2社3種類の床材です。もちろんホルムアルデヒド放散は
最小レベルのF☆☆☆☆。ついでにアセトアルデヒドも参考までに。

  • A社   F☆☆☆☆ 基準のホルムアルデヒドは   6倍
                 アセトアルデヒドは指針値の  2/3
  • B社  ①F☆☆☆☆ 基準のホルムアルデヒドは   2.3倍
                  アセトアルデヒドは指針値の  2.3倍

         ②F☆☆☆☆ 基準のホルムアルデヒドは  1/3
                  アセトアルデヒドは指針値の  1/2

    B社が2種類なのは、もしかしたら品番によってデータが違うのでは?
    との疑念から試しに分析してみました。

    同メーカー、同商品で品番が違うだけでこんなに違うんです。

    このデータをみたら誰だって、

    あてにならん! F☆☆☆☆ラベル!!(怒)

    って思うでしょ。

    F☆☆☆☆ラベルだから大丈夫!なんてのは妄想です。

    ラベル認定を受けた試験体が良かっただけ?
    消費者に供給されているものが保証されていないのが現状です。

    ここに上げた三つの床材の中から、健康のために一つ選ぶと
    したら、誰だってB社の②を選びますよね。
    ところがこれまた大問題!

    このデータだけならいいが、VOCのデータを観たらこれまたヒドイ!
    主だった有害物質が半端じゃない!他に分析した建材の数十倍、
    数百倍というダントツの放散量。何を基準に選べばいいのか・・・

    困ってしまいます!

    今、業界の良識が問われています。

    せめて、規制されたラベル通りの製品を供給してほしい。

    私たちは本当の意味の岩手の健康住宅を追求したいと思っています。

12件のコメント

非常にコメントしづらいネタですが・・・。
ほんと、モラルの問題です。
親方と一杯やりながら話したくなってきました。

これって国が何とかしなければならない問題なのではないでしょうか?
こういういい加減なことでは困ります。
どこかの国の寄生虫の卵入りの漬物と同じレベルだと思います。

親方さま、こんにちは。
フォースターって言ってもアテにならんのですね…
構造設計もインチキなら、第三者による建物検査もアテにならず…
怖いですねー…

人気brogランキングをからやってきました。
親方さま、はじめまして。
F☆☆☆☆だから大丈夫(なにが?)
というのはあてにならないというのは
わかっていたのですが
このように分析結果をはっきりくっきり
公表いただき、ありがとうございます。
ついうれしくて
書き込んでしまいました。
ブログとメルマガで
「命をまもる家づくり」を追求している
はさより。

アルボンさん、一杯と言わず10杯でも私はいつでもOKですよ。
都合の良いとき教えて下さい。

hiroさん、私もそう思います。規制はかけるけど入口止まり!?
メーカーに言っても地方の工務店なんて信用とる程のことは
ないレベルの力無さが悲しいですよ。

たけさん、構造設計事件もこれからもっと広がっていくのでは・・・
と、情けない気分になります。食べ物でも何でも世の中のラベルって
ほんとはどうなんだろう?って思ってしまいます。

はささん、こんにちは。
みんな情報としては耳に入りながも本当はどうなんだろう?って
気持ちはよくわかります。少しずつでもここで載せていきます。
ただし、息の長い話ですが^^;

無力なんてことは絶対にありません。
今やネットワークの時代です。地方から全世界へ情報発信が出来ます。
親方の考えに賛成する人たちはかなりの数に上るでしょう。
なんとか親方の意見を広げるべく,情報を全世界で考えてもらえる方策を考えたいものです。
どんどんリンクをはってもらいましょう!

hiroさん、確かにそうですが。。。
人前にでるのは苦手。上がり症に恥ずかしがり屋(笑)
このブログでぼやくのが良い程度なんです^^;
ま、それでもいつだって解決策は自分のためにも
お客様のためにも手探りですが、探し続けますよ!!

私が世の中一般にある物に疑問を持つようになったのは、毒薬?漬けの輸入食品の実態を知ってからでした。
検体のいい加減さ、庶民の健康を無視した食べ物の流通・・・。
世代交代の速い動物園では、それらを餌とする猿たちの産む小猿に寄生が発生しました。
何故、当たり前に供給されている食べ物が恐ろしいのか、食べ物でさえ、安心して買えないのか・・・
スーパーに並んでいる美味しそうな果物に、良いコメントができないジレンマを抱えながら子どもたちを育ててきました。
消費者が全く気にせずカゴに入れることができたら・・・
「美味しそうだね。今日はこれにしよう!」と選べたら・・・
子どもたちが親になるころには、そうあって欲しいと願っています。

beige houseさん、お子さんが親になる頃にはなりますよ。
ドイツでは、外部から一切の影響を受けずに消費者と同じに購入し、
食品や化粧品などの成分を分析、その結果を公表する雑誌がありました。
第三者の誰かが調べるかもしれない!って緊張感が必要なんだと思います。
日本だってドイツに何十年も遅れをとってられないですよ。
近いうち?食品分析もできたらいいな!なんて考えています^^;

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