今日は私が南欧の道端とかで拾い歩くポイントを紹介。
一般の方にはしょうもないくず箱行きかもしれませんが・・・^^;

これは訪問先の工業団地内で見かけた倉庫。
いたってシンプルなんだけど、
青い空に映え、さりげなく目を引くんですよ。この倉庫が(笑
ただの倉庫なのに・・・ なにが目を引くんだべ・・・
ずっと気になっていて、白い外壁にこの青いドアだからなのかなあ、
ドアの色はRALなら5001番くらいか・・
そんなことを考えながら近づいて行くと、
私を惹きつけたものの正体は、色もさることながら庇だとわかった。
小さな波のスレートでかけた庇が外壁の白さ青いドアうまく繋いでいるのに加え、
両端を50センチほどずつ延ばしているのもこれまたいい!わけ。
そしてその上の倉庫ナンバー、これも絶妙。
そんな感じ方をするのは私だけかもしれませんが、
狙ってなのか偶然なのかはわからないけど、私の琴線に触れた南欧の1ポイントです(笑

これは散歩の途中に、外構とかのネーミングの据え付け方法のアイデアとして使える時もあるかも?
てなことで撮ったもの。

これは窓のコンビネーションの中に、ドアを組み込むアイデアとして使えそうなので拾っておいたもの。
なんだけど・・・
撮った写真をズームしてみたら、窓両サイドのグレーの石積み?はしっくいとかで、
人工的につられたものではないかと気づいた。
バルの梯子酒の合間でも、こうしてとりあえず写真に収めて置くって、大事ですよね。

奥深い窓にしたときに、外側窓台にプランターを置いてみたい時、
固定する方法として「こういう金具があるんだあ」と撮ったもの。

最初は漆喰でつくる平石積風に引かれたのに、結局窓に惹かれてしまった。
アイアンの格子が扉のように開き、内側の雨戸的木戸がスウィングするなんてね。
それでやっとガラス窓に行きつくしかけなんて初めて見た。
さて、ガラス戸はどういう風に開く仕掛けなのか・・・
なんてことを考えるだけでいい頭の体操になっている。

これまたアイアン、こういうデザインで塀への使い方もあるんだなあ、って撮ったもの。
アイアンをデザインポイントとして考えるなら・・・
アイアン博士に相談してみるしかないか。

かなり粗削りだけど、これはこれで個人的には好みでして・・・
下のほうの剥がれ感も好きな雰囲気かな(笑

ホテルも家づくりポイントの拾い場所としては定番。
これはスキップフロアの参考にと撮ったもの、

ホテルのロビーを配色の参考にと撮ったもの。

本物の石積みであろうと、造られた石積み風であって、
私にとってはどちらも表現の幅としては重要なテーマなんです。
たとえば、入り口両サイドの外壁の石の浮き具合いもそう。
さりげなく表現したいなら右だし、ある程度石の地を出したいなら左だよね、
てなことになる。
そして、この表情はほんとうに石でなければできないのか?
もし、漆喰だけで表現するなら・・・
先ず、厚塗りタイプのもので全体を厚塗りする、
石肌を表現するなら2.5㎝厚は欲しいか、、、
1時間ほど経過したら石肌をつくり始める。
そして翌日、目地部分をザックザックと削り落とし、
それから見地部を含め石肌の上から粗い骨材で塗り込んで、
手早く石肌を見せたい加減で軽く洗い出して、完了。
とか、一度は考えてはみる。
でもそれから、工程としては手がかかり過ぎるんでねえのが?と自問タイムへ。
漆喰を団子状にしてから、石風に仕上げた方がいいんでねえのがなあ?
その方が手間のかかる一工程なくなっぺし、材料も無駄になんないべ。
とかね、
街で拾いながら、そして拾ったあと写真を見ながら、我が妄想を繰り広げるわけです。
できるできないにかかわらず、
もし、やるとしたら・・・どうする?
てな仮説を立てるのが私の一番の生きがいかもしれません(笑
コメントを残す