よくある誤解!?の過剰な住宅設備

今日もあるお客様から
 
「最近コマーシャルしてる二重断熱とかっていうお風呂だったら
冷めなくっていいよね」
 
恐るべし、コマーシャルのチカラ!


お客様から出たこの話題、最近2回目だ。
この商品最近話題のようですが、水廻りのリフォームならわかりますが、
住宅の新築、しかも高断熱住宅ではまったく魅力を感じない。

この話以外に浴室の温風乾燥機を付けたいという要望もよくあります。
よく聞いてみると乾燥目的より、お風呂に入る時に寒く
ないだろうから、という理由。

最近は聞くことはなくなりましたが、以前流し台の足元から温風が出るので
足元が寒くない!というのもありました。

このようにメーカーがいろんな便利な付加価値をつけ、
新商品を出してくれるのはありがたいが、そのような機能が
必要な住宅レベルと必要性が無いか小さいと言える高断熱住宅レベルが
あることをメーカーは説明して欲しいと思ってしまいます。

これらの保温性や暖房機能は、部分保温であり部分暖房です。

しっかりとした断熱施工され、全室暖房を実現できる家ならば
ほとんど必要がない機能のはずです。

私ならその予算をサッシの性能アップの予算に使います。

基本的な住宅の性能が変わると生活の何が変わるのかを
先に確認しておく事も大事なことです。

せっかくの大事な予算。大切に使いましょう。

私のようなバカな実験予算とはわけ違うんですから(^^;

(メーカーさんごめんなさい!商品はナイスアイデアですよ)

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