住宅の断熱レベルと冷暖房費

今日は今年最初の家づくり教室でしたが、
その中の一部”冷暖房費のシュミレーション”を紹介します。

昔仕様(20数年前レベル)の家、今の省エネ基準の家、
将来型(ドイツレベル)の家、と3タイプを比較してみました。
実際の資料はもう少し詳しいのですが、比較しやすいように
グラフのみの紹介でご勘弁願います^^;

改:昔の断熱レベルの画像

 

 

 

 

 

 

 <20年以上前の住宅断熱レベル>


次世代省エネレベルの画像

 

 

 

 

 

 <次世代省エネ基準レベル>


改:ドイツの省エネ住宅レベルの画像

 

 

 

 

 

 

 <将来型?ドイツの省エネ住宅レベル>


このシュミレーションは当然3タイプとも同じ間取り。
暖房の熱源は、灯油70円/ℓで試算。

ここでよく勘違いすることを一つ。

よく住宅メーカーのセールストークに使われる言葉ですが、
『高断熱住宅は夏は涼しい』とか『夏も省エネ』は嘘。

グラフを見ていただくと判ります。高断熱レベルが高くなる
下のグラフになればなるほど、冷房コストが上がってしまいます。
これは、日中に窓から家の中に取り込んでしまった熱が逃げないからです。

今日は何を言いたいのかというと、夏の場合

高断熱であればあるほど、夏の日差し対策も併せて必要!

ということ。このグラフを見て、我が家の冷房期間が
半年近くにもなるのもうなずけてしまいました^^;
日本より北方に位置するドイツ、
あれだけの陽射し対策を行っているのもよく理解できます。

まだ冬なのに夏の話ですみません。。
寒冷地ではありますが、
省エネ住宅実現は片手落ちにならぬよう夏対策など総合的に。

                       『家づくり教室』より

   追:グラフ毎の比較が視覚的に分かり辛かったので、
     分かりやすいように?変えてみました^^;

                      1月23日 親方より

8件のコメント

いくつかのグラフを並べる時,目盛りの間隔はそろえた方が良いですね。
そろえてあればドイツの基準のすごさが分かります。
暖房費が半額以下なんてすごすぎ!
サッシも違うのでしょうか?

親方、hiroさんの言うとおりです。視覚重視で。
パッと見、あまり変わらないかと思っちゃいます。
ほんと数字見てびっくりです。
でも夏のことも今のうち考えないと、耐えられなくなってから
対策しても遅いですから。
初めての夏だからエアコン無しでどんなものか試そうかな。

hiroさん、アドバイスありがとうございます。
今日早速グラフ画像変えてみました。
日本は陽射しを漠然と捉えてますが
やはり、陽射しのエネルギーに対する意識の差ではないかと思います。
私も最近少し意識するように。。
カーテンに陽が当たるとすかさずカーテン開けたり^^;

いいですねえ。分かりやすいです。
それにしてもドイツ基準いいなあ。
これを大共さんで達成できるのはいつでしょう?
もしかして,もうできる?!

アルボンさん、ご指摘どうりです。
家づくり教室でも分かり難かったんでしょうね(汗)
今年の夏はみんなで夏の省エネライフにチャレンジしませんか。
内部発熱の抑制、通風のとりかた、日射遮蔽などなど。
みんなの知恵が集まればおもしろいと思うのですが^^;

親方さま、こんにちは。
そうそう、夏は暑いのです。
しかもこちらは東京、ヒートアイランドど真ん中のRC外断熱です。
通風しても熱い空気がどんより通るのみ。
何とか南向きのベランダからの日射を遮る方法を考えないと…
お知恵を拝借いたしたく!

hiroさん、ドイツレベルの性能はすでに可能ですが
以前紹介した内容ではありません。
あのタイプは施工法で解決せねばならん課題がありまして・・・^^;

たけさん、東京って陽が沈む夕方が一番涼しかったかな。
そして8時頃からがまた熱気。ほんと堪んないですよね。
以前期待させたままになっていた件、足踏み状態ですが
必ず何とかしたいと思っています。仕事でもありますから。
ヒートアイランド。。
夜間の外気がそのまま期待できないですからね・・・
植栽ブロックで気化冷却ってのもあり?かも
でも通気スピードで冷やせるかは検証しないと疑問。。

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