建材需給バランス

最近、合板(ベニヤ)類が品薄。
先日集まった同業社長さん方との話でも持ち上がった話題だ。
全国的にラワン合板を中心に針葉樹合板までも値上げ。

”供給>需要” となれば、相場(価格)は下がる。
”供給<需要” となれば、相場(価格)は上がる。
これ至極当然な話ではある。

そして今回の”供給<需要”の不均衡は需要が急増したためではなく、
供給が縮小した?というのが原因なのだそうな。
これまで海外工場で日本向けに定量維持されていたもの、
これが人口を抱え成長著しい中国・インドに引っ張られている。
簡単に言えば、日本の取り分が減った?と言うことらしい。。

合板相場、業界で言うところのコンパネ相場。
”コンパネ相場=建材相場”と言われてきたものだ。

根本の木材(丸太)も供給薄、っだと。。;

石油関連製品も然り。
樹脂サッシ、発泡断熱材などどうなるの?
近々に消費税上げもあるから一時的なものじゃないとする説もあり。

しずれ相場と言うくらいなので、今後実際どうなるのか・・・
相場屋さんなら判るかもしれないけど、私には判りません。
今できることは、現場に材が入るよう配慮することのみ。

今年初め金利上昇に加えて原油高から始まったこの値上げラッシュ。
周辺を見渡すも現在値上げを相殺できるネタもなし。。;

こうなりゃ勢い、円相場も上がってくれたら!!
ぺっこは嬉しいんですけどね^^;
 

2 件のコメント

  • 業界に上げ止まり感が漂っているのも確かですが、
    マレーシアの大手合板工場では受注残が
    11月分まであるという話も聞いています。
    ロシア材は中国に、南洋材は製材の盛んなインドに、
    インドネシアの違法伐採取締りも影響していますし。
    日本の市場は要求が高い割りに値段が安いというのが
    外国人には理解できないらしい。
    こういう時は、質の低い品がそれなりの値段で売れるので
    注意が必要です。近年にない異常事態ですね。

  • アルボンさん、日本の市場は要求が高い、に納得。
    新建材などに慣れたせいか、家電製品などのような
    工業製品と同じような木材加工品への要求は世界でも
    飛び抜けていると思います。
    以前海外の工場である業者(商社?)の製品検査を
    観てたら、品質とは別で嗜好の違いを感じたことがあります。
    こんなことで、本当の意味で質の低いものが入ってくると
    したら困りものです。気を付けたいと思います。
    貴重な情報ありがとうございました。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です