諸葛川

滝沢村の住宅地を流れる諸葛川。
数年前大規模な護岸工事が行なわれたとき
重機で川が掘り返された光景は実に痛々しかった。

その時期だったか、
支流のコンクリート水路で子どもたち数人釣り糸を垂れている。
こんなコンクリート水路に魚でもいるんだべが？と私は覗き込んでみた。
すると、水路の落としこみになんと数匹の尺イワナが。
本流の水は決してきれいとは言えないのに。
諸葛川もほんの数キロ上流なら山間になるからか、
きっと増水時にでも流されて着たんだろう。。

諸葛川もなかなか捨てたもんじゃねえな。

その時から諸葛川に対する見かたはそれまでと変わったような気がする。
例年、夏を過ぎ”中津川にサケ溯上！”のニュース。
そのニュースにふれるたび
諸葛川にもいつかサケが上ってきてくれねえべか・・・
それにはもっと水がきれいになんねばな。。
そう思ってきた。

諸葛川が住宅地を流れる距離はそれ程でもない。
本流だけならほんの数キロ、そこに流れ込む排水ヶ所を浄化できれば
清流は取り戻せそうな・・・

もし護岸工事の予算を浄化に向けたら・・・
諸葛川の清流化も可能なのでは？とか
そんな思いをめぐらせてきた。

それがどうだべ。
今年諸葛川にサケが溯上してるというではないですか。
今年初めてなんだろうか。
わんこと散歩しながら諸葛川沿いを散歩してみるも、
未だお目にかかれてないが、いずれ嬉しいニュース。

溯上しているサケを見たうちの家族の話だと
溯上しているのは二匹、つがい？らしい。

サケが溯上したことで諸葛川の清流化意識が高まってくれるといい。
清流化の予算を寄付金で募るなら喜んで寄付もしたい。
私は幸運にも子どもの頃すぐ近所の清流で川遊びすることができた。
（田舎でしたから＾＾；）
それと同じように

子どもたちが水遊びできる川、諸葛川。

そんな諸葛川をこれからの子どもたちに与えてあげられたら・・・
もっともっとこの村を好きになりそう＾＾