今日は既にお住まいのお宅に温湿度記録計を再セット。
それからいくつか現場巡り。
今日は特にネタもないのでぺっこだけ現場紹介を^^;
先ずは完成したばかりのお家から。
写真は見ての通り、キッチンに洗面カウンターに2階ホールの手すり。
クリーニングも終わりもうじき入居するご家族をじっと待っています。
こんなときの家の気持ちって・・・ どんなだと思いますか。
床屋行って新調した洋服着て
どきどきしながら恋人をじっと待つあの時の心境でしょうか。
私はこの時の家って、
白無垢でじっと待つ花嫁の心境ではないかと思ってしまいます。
家と家族のご対面は、家族だけの喜びではないんです。
家だって嬉しい。
気に入ってもらえるかなあ・・・ってどきどきして、
「これからの永いお付き合いよろしくお願いします」って、
家だってきっと言っている、そう思います。
なので私の心境は、
手塩にかけた娘を送り出す父親と同じ。
ずっとずっと大事にしてもらえよ。
調子が悪かったら我慢せず言葉にしろ。
もし何ならいつでも言って来い。
たまに遊びに行くから心配するな。などなど
嬉しさと寂しさが入り混じるあの心境です。
さすがに・・・
いつでも帰って来いとは言えませんけどね^^;
さて、お次は仕上げ工事中のお家。
親方とこの若者二人で、昨日より塗り壁作業中。
20年以上前、家の壁は塗り壁からクロスに取って代わり、
左官職人は減り続け高齢化が言われてかなり久しい。
なので、当然これまで若い人も育っていなかった。
なのに・・・ 今、こうして若い人たちが育っている。
うれしくなりますねえ。
この若い人たちに、
「今度塗り壁修行の旅に一緒に行こうか」って声かけたら
「えっ」というような眼差しでニコっと返してくれた。
脈あり!
こういう向上心ある若者がこの業界に育っている限り、
家づくりはもっともっと楽しくなる。
若い人が育ち、家を育てる力をつける。
彼らの成長がまた新たな花嫁を送りだす。
家づくりって・・・
だから涙が枯れるまで辞められない。
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