屋根:夏の暑さ対策

先日、吹き抜けやら小屋裏部屋の暑さについてぼや記ましたので、
今日はその流れで屋根の暑さ対策についてデータを紹介しながらぼや記ます^^

先日の6月4日午後2時半。
実験棟の屋根面温度を押えたサーモグラフィ画像を観ると、

屋根温度:サーモグラフィ画像

こんな感じ。
燃えています(笑)

奥の屋根面温度62℃で、手前の屋根面温度が56℃。
この温度差は、屋根素材の違い。

これじゃあ、屋根裏は熱いはずです。
サウナにしたら・・・ちょうどいい?パッシブサウナとか^^;

そんな冗談はさておき、
夏になると、きつい時の屋根裏温度は70℃まで達します。
そんな屋根裏の暑さ対策のために、熱を逃がす屋根構造にするわけです。
その効果のほどを確認しようと、温度測定してみたのが昨夏の6月~9月。
今7月なのでちょうどその時期のデータを^^

屋根の暑さ対策

グラフの通り、熱を逃がす通気層の温度、外気温、
そして肝心の屋根裏温度を示しています。
屋根の通気層の温度ってすごいでしょ。
そのおかげで、小屋裏が助かるわけですが。

これじゃあ、ぺっこわかりにくいので、
データ的にはあまりよくない部分だけ引っ張ると・・・

屋根の暑さ対策:効果

全体的には、屋根面に照りつける日射熱の85%~90%の熱を
吐き出してくれる感じです。
これは次の仕掛けの初期段階のデータなのですが、
これだけでも十分、日射の影響を受けないと言ってもいいですね。

温暖化のことを考えると、夏対策も考えておかなければなりません。
小屋裏の熱で熱中症?なんて笑えないですから。

岩手の省エネ住宅なら。

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