昨日ぶっ飛んだはずのネタを今日再びアップ。
でも、昨日とは趣は違いますね。
日替わりで気分も変わりますから^^
トリプルガラス引き違い戸の冷気侵入

このサーモ画像は、樹脂サッシの引き違い窓の漏気状況。
ガラス枠の取り合いの隙間から外気が侵入し、
レールの溝を這い冷気が横走りして溜まっている様子です。
その上、冷気が床に漏れ出している状況もわかります。
この部分の温度はマックスポイントで-0.3℃。
これじゃあ、気密窓とは到底言えません^^;
建具調整で、ある程度解決できるものの、
国産サッシの引き違いにはこのようなしくみ上の弱点があります。
ここで、引き違いサッシの良し悪しを云々したいのではありません。
この問題は、あくまで気密という点に限ります。
サッシには開閉タイプそれぞれに特徴があります。
それぞれの持つ弱点を知り、そこにちょっとだけ配慮してあげる。
そうすると、弱点は補われ強みはずっと活かされます。
気付かずにいることがかわいそうなことなんです。
正直、私たちが気付かずにいることって
まだまだかなり多いのではないでしょうか。
住宅の使われる素材に弱点がないものなんてないですからね。
これからも気づいてあげる作業はずっと続くことになります。
小さな子どもを扱うように、
気づいててあげるだけでいいこともあります。
こういう小さなことの積み重ねが家づくりと住まうことにつながり、
家の強みも弱みも知り家を建てたら、
知らずに建てるよりずっと愛着わくと思うんです。
そんなことからスタートしたことの一つに、「家づくり教室」があります。
明日はその「家づくり教室」です。
今年の第一弾ですね。
プレゼン作成も何とか無事終了!あとは明日を待つのみ。
<明日の心構え>
「つい口走る専門用語に気をつける!」です。
これが私の弱点。
もし明日参加される方がここを見てたら、
そっと一声入れてください。
「その言葉よくわかりません!」って^^;
引き違い窓ではありませんが、断熱も気密もばっちりのスライドするテラスドアがあります。
以下も参考までに。
おまけに、
たまたま発見したサーモ画像の不思議を。

午後3時過ぎのサーモ画像の景色です。
緑の部分が雲で、濃紺の部分が青空。
緑の示す温度は概ね-9℃。
この辺はなんか理解できるような・・
そして、濃紺の示す温度は・・・ なんと、-22.2℃。
高度何メートルの温度を拾ってんでしょう?
不思議ですよね。
岩手の高気密高断熱住宅なら。
明日の家づくり教室に伺いま~す!
B子さん、ありがとうございます。
参考になったのでしたらいいのですが・・・
少しわかりにくいところがあったようでしらごめんさい。
よろしければ、またご参加いただけたらうれしいです^^
何となく感じてはいましたが、このサッシの漏気画像は、良く分かりますね~。
我が家にも引き違い窓が2ヶ所(16511と16518)あるんですが、何か対策は無いものでしょうか?
なべやんさん、程度問題もありますが、
サッシの調整で多少解消されるのではないかと思いますよ。
日曜日の家づくり教室は大変勉強になりました。
二回目の参加でしたが 次回もぜひ伺いたいと思います。
ありがとうございました。
B子さん、いつものことながら話し忘れたこともありますが、
そう言っていただけるとうれしいです。
行き届かない点などあるとは思いますが、
又の参加お待ちしております。