お母さんは朝6時に起床。
起きることに抵抗さえ感じない室温と洗われた空気。
リビングのTVボードに置かれたTVにリモコンでスイッチ。
映し出されるTV番組は決まっている。
キッチンに立って一呼吸置く、気持ちのちょっとした余裕の時間。
すぐ脇のバックから手帳を取り出しここ数日の予定を確認しながら、
壁にピンナップなれたカレンダーの予定もチェック。
もちろん、学校の連絡帳チェックも怠りない。
と同時にキッチンが稼働し始める。
窓から外の様子を眺め、昨日チェック済みだった天気予報にずれがないか、
その様子によっては、窓を軽く開けて素肌で外気温をチェックする。
と、ここからが本領発揮。
子どもに食べさせる朝ご飯は昨夜の時点で決めていた。
弁当のおかずのイメージもできている。
食材を取り出すために開けた冷蔵庫なはずなのに、
そのわずかな瞬間にも、冷蔵庫の状況がインプットされる。
調理する手は止まることなく、夕方の買うべき食材、
加えて不足の生活用品など、頭の中でリスト化されていく。
これまた同時並行に子どもに着せるもの、持たせるものが決められていく。
朝食の準備ができた頃合いで、
「ほら、もう7時だから起きて。」と声をかけるが、
ふと目線が合っただけでまた布団に顔を埋める。
日曜日だと頼まなくても早く起きるのに・・・
と、さすがに二度目は強制的にたたき起こす。
「まず、早く顔洗ってすっきりしなさい!」
と怒鳴られながらも、だるそうに歩き出す子ども。
そうこうして、食卓テーブルに付いたところでご飯をよそう。
そこから、テーブル脇にあるカウンターで化粧する。
せかせかと鏡を見ながらも子どもの様子に食事の様子をチェック。
「それも残さず食べるのよ」「学校にあれわすれないでよ」
「今日の体育は何?」「〇〇ちゃんはまだ休んでるの?」
「昨日の〇〇先生はどうだった」等々
鏡を見て、手を動かし、子どもとの会話は途切れない。
それでいてテレビ番組はしっかり聞いている。
この4つも5つも同時にこなす能力、まさに聖徳太子並み。
絶対、男はできない。
食事が終わると、子どもに着替えと持ち物の準備をさせながら、
クローゼットにかけ上がる。
身支度を終えて再びリビングに戻っては子の持ち物チェック。
「ほら~、また後ろ前逆でしょう!」と言いながら、
よし、これでスタンバイOK!
と素早く車に乗り込んでシートベルトをかけると同時に、
さあ、行こう~!と(気合一発?)
学校へ向かって走り出す。
これが、
私の描く忙しいお母さんの朝のスーパーマン像^^
まあ、この場合、私のようなお父さんだったら放置でしょうか。
この怒涛の波に乗れるか乗れないかはあなた次第よ!
とばかりに自主性に任されるのではないかと。
このイメージで、ふとした小さな瞬間も、
ゆったりした時間も包み込める家・・
Q1スタンダードでも、無暖房の家でもない、
新たな断熱仕様でシンプル、そして楽しくなる可変性のある空間。
これが、私がずっと妄想していた新しいスタイル(笑
でも、、、構想は良かったのだけどディテールにカベがあった。
代替案はいくつかあった。
だけどそれでは新鮮味というか革新さにかける。
時々思い出しては、解決法を見出そうと試みるのだけど、
結局、いつも納得できる答えを見つけられなかった。
それが昨日見つかった。
その瞬間、ドコドコと心臓が太鼓鳴りしましたねえ。
温熱、視界、明るさ、通風、陽射し、室内空気、、
どんなに忙しい時間でも、
これらの心地良さに包まれていることが感じられたらいいなあ、
なんて考えています。
おあとは・・
時期的な問題ですかね^^;
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