岩手に5層ガラスの超高断熱窓の家

今日は、最終仕上げにピッチを上げる現場から。

岩手に5層ガラスの超高断熱窓の家1
ここはウィンターガーデン的わんこルーム。
室内よりちょっとだけ低めの室温を狙っての空間。
もちろん人間様だって、冬の日向ぼっこには最適ですよ。

室内側の窓はトリプルガラスで外側の窓がペアガラス。

まあ、家中が日向ぼっこしているように暖かいからね、
わざわざここで日向ぼっこしなくてもいいかもしれませんけど、
わんこが気持ちよさそうにしたら、私なら負けじと参入しそうです^^;

そして、この考え方は他の窓にも活かされています。

岩手に5層ガラスの超高断熱窓の家2
この窓も、外側がペアガラスで内側が木製のトリプルガラスの2Low-Eクリプトンガス入り。
もちろんスペーサーだって、スーパー仕様。

なぜ、そこまでするの・・?

との声があるけど、窓が一番家の中では断熱性能が低い場所。
それをわかりながらも現状のままでいいはずがない。
デメリットをメリットに変えたいということから始まったスタイル。
日本の窓の断熱常識は世界では一番遅れているかも?ってレベルですからね。

例えばヨーロッパ。
私が見た中では暑いくらいに温暖なフランスだってスペインだってLow-Eペアガラスは当たり前。
フランスではホームセンターでスーパーなトリプルガラスだって売っている。

とりわけドイツは、

ドイツの高断熱二重窓1
ドイツの高断熱二重窓2
こういう二重窓は普通に見かける。
数年前はじめて見た時は、断熱改修のため、断熱窓をプラスするからなのだと思っていた。

それがドイツのフラウンホーファー研究所の実験棟を見た時、

フラウンホーファー研究所の二重窓1
フラウンホーファー研究所の二重窓2
これはなんだろう?もしかしたら・・・
断熱改修に限らず、二重窓って、新築でも重要ではないのか。

そう感じ始めた。

そして、一昨年の年末に訪れたヘルシンキの新築現場。

ヘルシンキの二重窓
この窓を見たとき、一つの確信に達した。

私たちは自分の身の回りの当り前を平均値だというモノサシを持っている。
窓の断熱基準は先進国の中では最低レベル。
同じ気候レベルなら、お隣りの国にも、そのまたお隣りの大国にも劣る。

だから、世界の中でなら特別ではない。
日本も早く世界の常識に近づいてくれたらいいけど、
今家を建てる人にそれまで待ってね、とも言えない。

そんなことで、世界では特別ではないということも、
ぺっこだけど明日開催の「家づくり教室」ではお伝えしています^^
ところがです。お詫びしなければなりません。

昨日には、参加申込みがキャパを超えてしまったようです。。
ご参加を予定されてた方には本当に申し訳ありません。
会場が狭いため、ご迷惑おかけしますがご理解頂けるとうれしいです。

岩手で高断熱な家の新築・建替えのハウスメーカーなら。

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