おバカのしっくい物語

スペインに学び、M師匠に学んだしっくいのノウハウ。
メモや写真をたどりながら、思考錯誤し始めたのが2年前の秋。

しっくいトレ1しっくいイメージ

 

 

 

 

 

 

 

どんな場面に、どのような表現が可能か。
塗っては塗りつぶし塗っては塗りつぶすも、イメージも技術もおぼつかない。
材料はあるけど使いこなせない自分に情けなさを感じた時期。
この時はまだお子ちゃま。

おバカの壁を越えたくて、再び訪れたスペイン。
詳細にメモったし、記録写真もたくさん撮った。

そして、昨年の今時期、再挑戦が始まった。
記録写真の撮影時刻とメモッた時間をすり合わせ、
各工程の手仕事のタイミングを計る。
素材には加減やタイミングってものがある。
これって料理のノウハウと同じかもしれない。

事務所裏の小屋にブルーシートを張りかけた急ごしらえの作業場。
そこでセコセコといろんな仕上げを端子ながらスペインでの学びの確認。
そうこうやっていると、不器用な私でもそれなりに感覚をつかんでくるもので、
なんとかカタチになってきた。

しっくいテスト

 

 

 

 

さて、いよいよ現場に落とし込む時が・・・

できる範囲のノウハウで新しい表現をしたい!
その現場が、PX-1だった。

しっくいの妙味(1)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

施主のイメージも合わせてのチャレンジ。
仕上りは、自分的にほっとしたっていうところだった。
正直、この仕上げを広くお薦めする自信まではない。
手間数と一手間一手間の仕上りのリスクを考えてしまうから。

チャレンジしておきながら、リスクを恐れるなんて、、、

この感覚は我ながら不思議なだと思う。

PX-1登場から一年。

PX-1を何度も見に行ったという施主さんの強い要望で再びの挑戦。

しっくいの妙味(3)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらもまた、施主さんの要望に合わせ微妙に手がかかっている。
施主さんもかなり気に入って頂いている様子に、こちらとしてもうれしくなる。

この仕上げがいつになったらチャレンジでなくなるのか、
今はまだわからない。
意外といつの間にか普通メニューになっているかもしれないし、
もしかしたら、ずっとチャレンジのままかもしれない。

もし慣れたとしても・・・

気持ちは、

いつでもチャレンジ!!

でいたいですけどね^^;

皆さんからの「ありがとう!」のために。

感謝!

 

 

 

 

 

 

 

こちらこそ、ありがとうございました!
スタッフを代表してお礼申し上げます。

笑顔があふれる、すてきな暮らしを実現してくださいね^^

 

北欧のような家を建てる岩手の注文住宅なら。

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