ベトナムより本日帰国。
今日は滞在先近くの湖を早朝に散歩してみたのでその視界を紹介します。
枕が変わるとなかなか寝付けないもので、折角眠れたかと思うとまだ朝の4時、
再度寝入るも次目覚めるのは5時とか刻むようになると、
さすがに「エーイ、起きてやる!」という気持ちになってしまいます。
ならば、薄暗いうちから散歩に出かけてみるかということになりました。
静寂の湖周辺。
薄暗さから視界が通るようになると、
湖の水面に映る揺れる景色を発見!
かすかに揺れるその視界に、手すきガラス越しに見えたヨーロッパの視界を思い出しながら、
散歩の楽しみは明快になりました。
それは、
水鏡な視界探しです。
どうですか?
直に見える視界と水鏡越しに見る視界とではどちらが心が揺さぶられるでしょうか?

私は水面に描かれる視界のほうが、
油絵のように想像を掻き立てるものを感じます。
ところがです、湖に湖面に見えるのは幻想的な視界ばかりではありませんでした。
水面に白いお腹を向けて浮いている魚たちが意外と多ことに気付きます。
あっちにも、こっちにも・・
湖水の富栄養化?それとも酸素不足なのかもしれませんが、
いずれ魚たちには住みづらいということなんだよね。
湖面に美しい景色が映るからと言って、
水中の魚たちに住みよいとはならないんだなって、、
急に重たい気分になってしまいました。
水中にこそ真実が隠れていたりするわけで、
家だって視覚的に素敵だからと言って住みよい家とは限らないし。。
命を左右するかもしれない住みよさって・・・
人間の元気を左右する、水、空気、温熱と、目に見えないものばかり。
しても・・・
この湖を生き返らせる何かできることはないのだろうか、
手遅れにならないうちに。
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