先月のこと、知り合いの中部地方の社長さんから、
大変な状況ですよ。住宅を建てられなくなるかもしれないですよ。
岩手は大丈夫ですか?
と電話で情報を頂き驚いた。
相変わらず、関西等都市部の情報は早い。
私が疎いだけかもしれないが、、
住宅の構造材価格は、半年余りですでに3割近く上昇している上にこれからも上昇し、
今後、住宅の構造材は入手困難になるだろう状況だとの話だった。
でもその時点ではまだ実感はなかった。
これまでも木材相場、そしてコンパネ相場と言われる相場は大きく変動することは何度かあったからだ。
ところが今回は、これまでとはちょっと様子が違う。
価格上昇うんぬんの話を超えて、材種によっては岩手も例外なく入荷見込みが立っていない、そんな状況にまでなっている。
原因はアメリカの住宅需要が旺盛であること、
中国も同じくで、米中で木材の争奪戦なのだという。
ー木材が買えない!? 住宅市場に忍び寄る木材危機ー
日本がその煽りを受けているという構図らしい。

昨年の今頃は、コロナ影響で中国の工場閉鎖で一部の水回り品が納品遅れの事態。
そして今年は・・ 値上げに次ぐ値上げ・・
それどころか、手に入らないというまさかの事態もあり得るというから危機感は半端ない。
木材を各国が争奪し国内でも獲り合うような世界で、一住宅屋にできることがあるとしたら・・・
最悪も含め想定しておかなければならないかもしれない。
コメントを残す