日よけも雪除けも?兼ねられる屋根緑化

同じ住宅なのに、何度か見ていると今まで見えていたものと違うものが見えるってよくあることです。

住宅が変化したわけではないから、気づく気づかない、拾える拾えないの違いだとは思うのですが、その時の頭の中を占めているテーマによって拾うものが違ってしまうのではないかと。

これは単に全体を俯瞰できない、一つのことにしか頭を働かせられない直列型思考。いや、シンプルに言えば単細胞ということでしょうけど、、

屋根緑化&日よけデザイン (1)
例えば、ある時はこのテラスに大きく伸びた屋根の丸みのあるフォルムと窓外壁面との奥行感をチェックはするが、他のところには目は届いていないわけです。

でも、ある時に改めて眺めてみたら、背景の林に同化している屋根緑化が目に入り、これって?・・・てなことで再チェックしたりするわけです。

屋根緑化&日よけデザイン (2)
大きくせり出した軒の出には、大きなスリット。
元の根っこは本屋根からだろうと想定される枝葉は軒先を覆う勢いまでになっていることに気づくと、この軒の出とスリットの狙いを想像してみたくなります。

デザインのために大きく軒をせり出し、採光に配慮してスリットを確保しただけで、本来、スリットまで枝葉が伸びるのは想定外だったというケースもあり得る?
などと、勝手に妄想繰り広げるだけでも楽しめてしまいます。

でも、これだけ柱なしで屋根をせり出せたとしたら、岩手でも意外と使えるかも?
ここを実用的に使うとすると・・・雨よけ、雪除けできる便利な駐車スペースになりますよね。
柱がないので車の出し入れもしやすいし、一般のカーポートよりデザイン的にもしっくりくる気がします。

屋根緑化&日よけデザイン (3)
スリットまで伸びた枝葉が落葉すれば、冬には陽射しが差し込むかと思えば、この枝の密集度からするとそれほどでもないような。

でもね、

岩手の雪をしっかり受け止めてくれそうだよね。

そんなことから、

もし、屋根を自在にデザインする技術があったとしたら・・・

解決すべきことは、何があるんだべ?

てな時間が、今日の頭のプチ体操だったかもしれません^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です