岩手の冬にエアコン効率ってどうなの?

電気代高騰のなかこれからエネルギーのベストな選択とは何か、
を考える機会になればと企画した今回の家づくり教室でした。

雨のなか朝早くからご参加いただいたことに主催者としては恐縮してしまいますが、参加者には一つでもヒントを見つけてもらえたらうれしいですね。

岩手の家づくり教室 (1)

前半にリンナイさんより、電気とプロパンガスの器具の違いやガスの利点、そして現在のガス価格などのお話を。

そして休憩を挟んで後半を住宅でエネルギー消費する場面ごとに分け私の方から話をしたわけですが・・・

その中で我が家の12月から1月では使用量も電気料金に二倍近くになってびっくりしたという話も致しました。セミナー内では口頭で話のみに留めておりましたが、家づくり教室番外編としてここではもう少し詳しくお話しようと思います。

先ず、

12月 電力使用量 1,202kwh 電気料金は 53,731円(税込)

それが2月請求の1月分は、

 1月 電力使用量 2,114kwh   電気料金は 95,526円(税込)

ちなみに我が家は時間帯別契約でもなく契約先は伊藤忠エネクス。従量電灯契約で12月からの上限撤廃の影響はないわけです。なので計算しても単価は微妙に上がってはいるものの単純に電力使用量が増えたということ。

1月に何か電気を多く使ったとすれば正月くらいのものでしょう。
ということは・・・暖房でそんなに増えたわけ?

1月は?・・・ 12月は・・・・振り返ってみるとふと思い出しました。

12月は全館暖房本体のエアコンを稼働できず、反射式にセラミックヒータを加え、最後にオイルヒーターをプラスして凌いだ月です。

岩手で高断熱住宅に必要な予備暖房能力を把握したい

12月までは単なる電気ヒータのみの暖房なので電気1=熱1

?? 1月はヒートポンプが稼働しているのに・・
もしよ、ヒートポンプが電気1=熱2くらいの成績係数ならこんな結果にはならないのではないか。

ということで念のため平均気温をチェック。

盛岡の12月平均気温は、 0.3℃
   1月の平均気温は、‐1.4℃

1月と2月の平均気温の温度差は、1.7℃
この1.7℃差のために、42,000円/月も暖房費を使ったってこと?
まあ体感温度の変化により室温は若干は上がったかもしれないけども・・;

念のため2月の平均は、-0.6℃ 12月との温度差0.9℃

このまま行けば・・・ 2月の電気料金は7万ちょっとになる?
もしヒートポンプの効率上がるならも少し安くなる?

1.7℃くらいの温度差はヒートポンプが解消してくれてもいいものだけど・・
年末ぎりぎりにエアコンの修理は熱交換器だったから、それが機能不全になってるのかも?
もしそれが問題ないとしたら1月のヒートポンプ効率はかなり悪いということになり・・

それはそれでまた何か別の対策を考える必要にはなるのだけど、

なんか原因のわからない消費量、これはこれで原因が分かればのちに貴重な情報になるかもしれません(笑

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