当社の精鋭チームが行うフレーミング動画に、世界から沢山のコメントをいただいています。

掲示板のようにやり取りされてたり、プロの方々の意見交換の場になっているケースもあります。ですが私は殆ど議論の場にあるコメントを観ることもありません。ですが、たまたま今日入ったコメントを翻訳してしまったのです。そのコメントが壁パネルにサッシを取り付け済みにすることへのコメントのです。内容をみたら、おもしろい!となり、珍しく一通り眺めると、
こういうのもブログネタとしてみてもおもしろいのかな?と思ったので、今日はそのネタを。
私が挙げた動画がこちらです。
ブログ用 pic.twitter.com/0LSsimqdoM
— oyakata (@ooyakata11) December 21, 2024
この動画に入ったコメントの一つがこれ。
「この段階で窓を取り付けるべきではない」
早期に窓を取り付けることは避けるべき、という意見を反映しました。他のプロセスや効率に影響を及ぼす懸念があると考えられますね。
私からの返信:
工場でサッシを取付し、フレーミング時に確認していますが、特に問題はありません。
ここからは順不同、誰宛てのコメントかは省略。
翻訳はAI翻訳です。ニュアンスが解りやすいので(笑
「関係ないよ 😂」
これは、何か議論されていることが実際には重要ではない、または気にするほどではない、という軽い冗談やリラックスした態度を表していますね。状況によっては、真剣な話題を和らげるための表現とも取れます。
「たぶん、あれはプリフィニッシュされたパネルだよ。君の言う通りだね😂😂」
「プリフィニッシュされたパネル」: すでに工場で仕上げられたパネル(塗装や加工が済んでいるもの)を指します。
私見:ここは正しくないのでは・・
「君の言う通り」: 相手の意見を肯定しながら、軽い冗談交じりで和やかなトーンを表しています。
😂😂: 笑いを強調している部分で、冗談や共感を示しています。
現場でのちょっとした会話や気づきを、軽いノリで共有している感じですね。
「それは内壁だし、窓はすでに取り付けられているよ。」
「内壁 (interior wall)」: 外壁ではなく建物の内部にある壁を指します。
「窓はすでに取り付けられている (the windows are in)」: 内壁にもかかわらず、窓が設置されている状況を指摘しています。
私見:何を観て勘違いしているのだろう?
これは少し驚きや疑問を含んだコメントのように感じられます。内壁に窓があるのは一般的ではないため、意図的な設計か何かのミスかを暗に指しているのかもしれません。
「確かに、窓はフレーミング作業中に割れたり壊れたりする可能性があるから、重要だよね。」
この点は、施工の効率や安全性を考える上で重要な視点ですね。窓のタイミングを慎重に検討する必要があります。
私見:仰せの通りです。サッシを取り付けた壁パネルにするようになって10年ほど、フレーミング中にガラスを割ったということは一度もない。25年ほど前、試しでアメリカからの輸入サッシを壁に取り付けてフレーミングしたことはある。しかし、当時日本と同じく半外付けサッシ(アルミクラッド木製)仕様だったため、ダメージ保護のための養生手間がかかり過ぎること、無塗装の木製サッシが濡れた時のリスクを考えると、この時点ではメリットは薄いと判断し一度きりで取りやめに。
その後、ヨーロッパから内付けの木製サッシを輸入するようになり、一度だけ再チャレンジをして、やはり木製なのでこの1回でお試しを終えた。ここで養生の問題はクリアできることを確認し、いつかは!と心に秘めていた。
やがて樹脂サッシが主流となり、やっと念願が叶えられるかも?と徐々にスタートするようになり、現在に。
「その通り…屋根工事も完了してからにすべきだよね。」
確かに、屋根が完成していれば、窓の損傷リスクが減り、全体の作業効率も向上しますね。
私見:普通はそう考えるよね。しかし、北欧では30年前から、ドイツでも20年前には上棟時壁パネルに当たり前のようにサッシが据えられてるのを観たら・・・私と同じように常識が覆されると思うのだけど・・・
「あれはプレハブだと思う。最初に窓を取り付けて、その周りに家を建てたんじゃないかな。」
「プレハブ (prefab)」: 事前に工場で製作された部品やユニットを現場で組み立てる建築手法。
「窓を最初に取り付けて、その周りに建てた」: 工場での効率的な手順の可能性を示唆しつつも、通常の建築手順から外れている点を指摘しています。
この発言には驚きや少しの皮肉が込められているかもしれませんね。「普通は逆だろう」というニュアンスも感じられます。
私見:このコメントには外し過ぎててコメントできません。
「窓とパティオドアを運んできたトラック、多分基礎のフッティング用のコンクリートミキサー車のすぐ後ろに現場に来たんだろうな…😳」
「トラックが現場に来たタイミング」: 窓やドアの到着が早すぎることへの皮肉や驚きを表しています。
「コンクリートミキサー車の後ろに」: 通常、基礎工事の段階で窓を持ち込むことはないので、タイミングが不適切だという指摘。
「😳」: 驚きや呆れた気持ちを表す絵文字。
これは、建築現場での非効率なスケジューリングや段取りに対する軽いジョークとしてのコメントですね。
私見:このジョークはおもしろい♪
「まあ、彼らは特に気にしてないみたいだな 🤷♂️」
「気にしてない」: 作業の流れやタイミングに対して特に問題視していない様子を伝えています。
「🤷♂️」: 「どうでもいいのか?」や「仕方ないか」というような軽い諦めや皮肉のニュアンスを含んだジェスチャー。
現場での状況を少し突き放した視点で観察している感じが伝わるコメントですね。
私見:お試しの時だって、徐々にスタートする時だってリスクを洗い出すのが先決だったのでドキドキしてましたよ。その中でリスクには対処し、現在では気にしてないように見えるのではないかと。
「確かに、場合によっては窓を仮留めしておくのは賢いやり方だよね。特に2階建てのインフィル住宅で、手が届きにくい場所に窓を設置する時なんかは便利だ。急な梯子で無理に作業する必要がなくなるから、最終調整と仕上げの取り付けだけで済む。でも、この状況では確かにその方法は理にかなってないね。」
実際の経験に基づいたバランスの取れた意見ですね。状況に応じた柔軟な判断の大切さが感じられます。
私見:同じように先ずは試してみて欲しいです。
「私のキャリアで300軒の注文住宅を建ててきたけど、フレーミングが完成して屋根が取り付けられる前に窓や玄関ドアを設置したことは一度もないよ。」
これまでの経験に裏打ちされた、確固たる施工ポリシーが感じられる発言ですね。効率や安全性を重視する姿勢が伝わります。
私見:あなたにその経験がないだけではないでしょうか。現にアメリカのどこだったか忘れたけど、このように

うちの壁パネルより加工率の高い外断熱層まで壁に据えられた壁でやっている建築現場もあるようですし。但し、コンドミニアム系なので注文住宅は良くはわかりませんが。
「本当にそうだね。でも一般的には、窓は最後に取り付けるのが一番いい。フレームに釘を打つときに窓が割れる心配がなくなるからね。」
合理的で安全性を重視した意見ですね。施工手順の最適化についての経験が伺えます。
私見:一度も問題になったことはありませんと言ってるのに・・
「壁が寝かせた状態なら、その時点で窓を取り付けることもできるし、サイディングや窓周りのトリム、コーキング、窓用の防水紙も全部つけられる。壁を塗装したり、好きなように仕上げてもいい。標準的な手順でやれば終わるんだ。無駄なことをするのはやめろ。お前らは時間給で働いてるから、わざと時間をかけてるんだろうが、本来ならその3分の1の時間で終わるはずだ。無駄に3倍稼いで家に帰るなんて、男として真面目に働く気がないならやめちまえ。」
「窓の取り付け」: 壁を立てる前の作業で効率化できる点を強調。
「無駄なことをする」: 不要な手順や非効率な働き方を批判。
「時間給で働いている人」: 効率よりも時間を稼ぐために作業を引き延ばしていると非難。
「男として真面目に働け」: 労働倫理に基づき、真剣に取り組むべきという主張。
この文章は、現場作業の効率化と労働倫理を強く求める発言です。やや辛辣なトーンで、無駄な作業をしている人々を批判しています。
私見:言い方は辛らつだけど、冒頭部分で言っている内容については仰せの通りだと思います。
というような感じで答えるのでしょうが、コメント返信していたらもう無理です(笑
初回コメントにはできるだけ応じるようにはしていますが、それ以降の議論には参加しませんし、議論内容を読むこともありません。
彼らの仕事の進め方が議論するに値するなら、掲示板代わりとして活用して貰えればそれも良いのかもしれないと思うようになりました。
世界の住宅建築を方式を学ばせてもらった最初の国はアメリカ、
こんな合理的な道具や施工法があるんだあと、工事中の現場を漁りまくったものです。
北欧には北欧の、ドイツにはドイツの私の知らない建築方式を目にする度に、
こういうやり方もあるんだあ、すげえなあ、どんな人が考えたんだろう?
それら目にしたもの耳にしたこと、すべてが可能性を与えてくれたような気がします。
日本も住宅の耐久性が100年は当たり前となった時の成熟した住宅産業の姿はこういう風になるのではないか。
と思うようになったのです。
凄いもの目にして、できたらそうしたいと願ったとしてもすぐにできるわけはありません。現在の自分たちの持てるものでできる範囲はどこまでか、あるいは将来にできる可能性があるものは何かなのか、そんなことをいつも妄想しながら、実現できるチャンスを窺がっているだけかもしれません。
だって、壁パネルに工場でサッシを取り付けられたら・・どんなにいいだろう?
と想い描き続けて・・・ できたのは20年後なのですから(笑
世界中の人と会話してるんですね~!
会話にはなっていません。こっちは日本語ですから(笑