高断熱3層ガラスフォールディング窓の可能性

岩手県盛岡市で霧氷朝の視界 (1)の画像

今朝はすばれだなっす!

なんて昔は当たり前だった朝のあいさつを思い出させる痛い冷えだと思ったら車の外気表示は‐8℃。その表示を見ながら直行先は工場。分れを過ぎたあたりから、

 あれ、雪でも降った??

と思う程草木が真っ白。小桜の満開でも観るようです。でも、アスファルトに雪は無い。

岩手県盛岡市で霧氷朝の視界 (1)の画像

霧氷なんて、久しぶりです。
近づいて観ると、何ともかわいらしいじゃないですか(笑

今朝、工場に向かった目的は、

ドイツ製樹脂トリプルガラスの新たなカタチ

当社以外では観ることのない人気のフォールディングドアですが、このフォールディングドアを輸入するようになり皆さんに採用いただけるようになると、悪いクセでその他の可能性に想いを馳せるようになります。最初に輸入したのはトリプルガラス木製のフォールディングドア。初めてアメリカで見て、憧れでしかなかったものが、ついに現実に触れてもらえるようになった時のあの感慨深さは忘れようがないものです。

フォールディングドアのサイズと建具枚数

最初に悩んだのが、ワイド。そして建具枚数をいくつのタイプにするか。ヨーロッパのサッシに規格サイズというものがありませんから。なのでこちらで決めなければなりません。最初だから4連か5連かで悩んだ末に4連に決定し、ワイドは2.5mに。その後ワイド3m4連とか5連も採用しましたけど、最近は2.5m4連タイプがスタンダードになっています。

バルコニーにフォールディング入れてサンルームに

今ではまったくと言って良いほど、注文住宅の要望でバスコニーはなくなっています。ですが、10年くらい前まではバルコニーを組み込んだ家って結構あったものです。すでに建てていただいた施主さん宅で、

冬は使わないバルコニー、高窓タイプのフォールディングがあったら・・
年中使えるサンルームに変身させることができるのでは?

可変性のある暮らしに便利なフォールディング

フォールディングドアの良い点はドレーキップドアが組み込まれていること。この一枚で内倒し換気ができ、屋外への出入りもできる普段使い。そして欲する時にはいつでも壁一面を簡単に全開放できることではないでしょうか。屋内と大きく繋がった室内はいつもと違う時間を過ごせるはずですから

高窓フォールディング構想スタート

バルコニーに、なんて考えていたところに、新築を予定されている施主さんの要望に、「2階にバルコニーかサンルーム」があったのです、その要望に打ってつけなのではないかとお勧めしたのが、3連フォールディングと下FIXのコンビネーション窓です。これはヨーロッパで観ていたので容易に想像できただけですけど。

4連高窓フォールディング

X動画埋め込もうと思ったのですが・・埋め込めません。https://twitter.com/ooyakata11/statuses/1893864003979321601

2回南面窓を大きく開放できたら・・・
一般の住宅地では南面道路でない場合、陽射しが冬に丸ごと1階のテラス窓に入るなんてことは極稀ですが、2階なら大概の宅地でも入るはずなのです。そして2階なら1階ほど隣家から目線は気にならないから、むしろ2階にこそ高窓フォールディングを活かせるのでは?と。

6等級7等級など上位の断熱等級の登場で、窓を減らすとか小さくなるという最近の傾向に私的には疑問を感じています。働き方改革や在宅ワークで家で昼に過ごす時間は多くなっているはずなのにです。私なら南面の冬の陽射しを採り込むための窓を大きくしながら、日中照明を付けたくなるような暗い場所はできないよう窓を配置したいですけどね。

明るい時間なら朝にしか自宅に居ない私です。だからかもしれませんが、朝一番、家の窓という窓のカーテンを開け家中が自然光で満たされ過ごす僅かな時間、

ああ、贅沢だなあ、

て。

そう思えることが贅沢なのかもしれないですけどね。

最後に、今日の視界を2枚。

岩手県盛岡市で霧氷朝の視界 (2)の画像 岩手県盛岡市で霧氷朝の視界 (3)の画像

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