先ず最初に、当社自慢のスタッフたちの一日フレーミングから。
岩手県滝沢市で高気密高断熱住宅の一日フレーミング
滝沢で2棟のフレーミングがありましたのでその二つを紹介します。
1月23日の一日フレーミング
20年前なら5センチ10㌢部材は現場加工してた。25年前🇺🇸と同じように壁に合板クリップを試してみたこともある。
雨に濡らさないために、一日で上棟するべく試みた過去の経験がこうして細部に活かされているって…ちょっと嬉しいかも。
2時半終了とのこと。今日も一日お疲れさまでした! pic.twitter.com/YYhjqh2dOe— oyakata (@ooyakata11) October 23, 2025
そして全体の作業の流れはこちら。
雨に濡らさないための一日フレーミング歴は30年
先日のフレーミングは理想的だったので施主さん向けに時系列で。 pic.twitter.com/rSyjZWpSDr— oyakata (@ooyakata11) October 27, 2025
10月26日の一日フレーミング
㊗️上棟
今日の一日フレーミング午後2時終了!今日も一日お疲れ様でした。
午前中は施主さんご家族も観ていたのですが、午後は見てないのでその分の作業内容を。 pic.twitter.com/LWWwu4alsB— oyakata (@ooyakata11) October 28, 2025
2軒とも午後3時前には無事終了。
みんな、お疲れさまでした!
ここからは今日の出来事?などを(笑
サーモカメラで見える化するのは、家だけじゃないのかも
今日の午前は解体祭がありました。
 
築60年なそうです。とても大事に住まわれてきたことが家の隅々に窺えるとても素敵お住まいで、新しい家を建てるって先ずはお世話になった家への感謝からなのだと改めて感じることができました。と同時に、私たちの責任はそれだけ重いものだと痛感させられたのでした。
サーモカメラでチェックする冬の窓周囲熱橋比較BOX
寒くなってきましたからね、いろんな検証ごとが冬モード突入です。目視チェックもありますが、特に冬はサーモカメラが欠かせません。窓周囲のヒートブリッジ対策施工効果を直に触れて確認できる比較BOXも、空気が乾燥し始めるこの時期からは結露の目視比較は難しくなります。なので、ここからがサーモカメラの本領発揮と言ったところでしょうか。
国産サッシ半外付けサッシ一般施工の窓周囲サーモ画像
 
トリプルガラス樹脂サッシの外周部が一番冷やされているのがわかります。このように冷やされれば冷やされるほど、その部分に触れる空気は勢いよく下降することになります。それがコールドドラフトと言われるもので、このコールドドラフトが床面や足元を冷やしてしまう原因となっています。
この窓周囲熱橋を線状熱損失(ψinstall)と言い、日本ではほとんど話題になることはありませんが、断熱先進国の北欧やドイツでは今最も重視されることの一つで普通に対策施工が行われています。
ドイツサッシ内付け+特許の熱橋対策施工
 
左下のガラス面以外のサッシ樹脂枠も線状で冷やされている部分がないことがわかると思います。もしご興味のある方は当社ショールームで触感や温度の違いをご自身で確認することができますので一度体感してみてください。
こんな具合で、当社住宅展示場や比較BOXをチェックするためにサーモカメラを頻繁に持ち歩いているものだから、そのついでに何でも拾って観る習性が身についています。そんな私の傍から、
手が冷たいんですよ~
なんて声が聴こえると、
どれどれってことでサーモカメラでチェックすることになります。
冷え性って足だけじゃないんだ!
冷え性な手の指先温度
 
パソコン操作する手の指先を観てください。指先の温度は27.4℃です。手の甲との温度差も顕著です。こんな冷えた手でキーボード打ってたら確かに辛いのかもしれません。
こうなると、逆に手の冷たくない人もチェックしてみたくなります。
冷え性ではない人の指先温度
ごめん、そのまま仕事してていいよ。
てなことでサーモカメラを向けてみると、
 
指先と手の甲との温度差もほとんど見えません。
これが普通の人の状態なのです。
冷え性な足の指先温度
こんなチェックをしていると・・・
私の足も観てもらえませんか?
と言われると、あいよ!てな調子に乗ってきます(笑
 
私のも~と言われると、何本でもどんとこい!です。
 
ここで気付くことになったのが床面温度です。
床面温度23℃~24℃、室温と同等だったのです。
この室温、冷えてもいないこの床面温度でも足の冷え性は変わらないのだと。
冷え性が足に現れるのはよくお聞きすることだけど、指先の冷えは何とかできないものか。そんなことを考えたらふと浮かんだものが、足湯で足を温めると手も温かくなる、との記憶が・・
そうだ、あれがあるじゃないか。
てことで倉庫から取り出し試してみた結果がこれ。
遠赤外線効果?
 
大成功!です。
人間の身体って繋がっているんだってこと、改めてよくわかります。
 
こういうことのようです。両足温めたらもっと良いのでしょうけどね。
遠赤外線足元ホットプレート
遠赤外線を調べてた当時、それならってことで戴いたものでです。確か、、、遠赤外線が強い?角閃石?を使用したヒーターだったとの曖昧な記憶です。
 
先ずは指先の冷え性解消のヒントが見えました。
調べてみたら次のようなしくみとこと。
冷え性のしくみと足を温めると指先も温まるしくみ
冷え性の人は「末端(手・足)」が冷えやすい理由
冷え性の人は、体全体の熱産生が少ないというよりも、
自律神経(特に交感神経)の緊張で末梢血管が収縮しやすいのが主因です。
体温を保つために、体の中心(内臓や脳)に血液を優先的に回す
      ⇓
手足など末端部の血管をキュッと絞る
      ⇓
その結果、指先・足先が冷える
特に女性や低血圧の人はこの反応が強く出ます。
足を温めると「指先も温かくなる」ことはあるのか?
あります。実際に全身的に温度が上がります。
理由①:血管拡張の“連鎖反応”
足を温めると…
     ⇓
下肢の血管が拡張 → 血液がスムーズに流れる
     ⇓
心臓に戻る血液量(静脈還流)が増える
     ⇓
自律神経が「体全体を緩めてよい」と判断
→ 全身の血管がゆるみ、手先にも血が流れる
これを反射的血流改善(axon reflex)やサーマルバランス反応と呼びます。
サーモカメラ、
家も観るけど、人を観るのってもっと大事なことかもしれませんね。













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