明日明後日と見学会。
明日から始まる三現場三週連続の見学会をスタートします。
見学会で皆さんはどんなところを見るんでしょうね。
家のデザインや機能、素材に設備、何でも参考にできますよね。
そして、施主さんのこだわりや業者のこだわり、
単に見るだけでは気付かない部分。
聞いて初めて知る、そんな発見ができるのも見学会の楽しみなところ。
そこで今日は、説明しないと一般の方は分からない?
こだわりの部分「塗り壁」についてぺっこほどお話を^^;
ていうのも、これから続く見学会の家3軒、
外壁の仕上げが塗り壁なんです。

見学会に来られて、
外を眺めれば、外壁は塗り壁だってことはわかります。
でもせっかく見学するならもう一歩踏み込んで、
この家の施主さんはこういう仕上げをつくったんだあ!
って見てみると、いいかもしれません。
だって塗り壁の場合、同じ外壁はないと言っていい、
施主さんのオリジナルなんです。
塗りの仕上げの見本はいくつかありますが、
実際それをそのまま仕上げる人ってほとんどいないんですね。
現場で職人と立ち会いで、いくつも試し塗りを行う。
・・・
右が好みに近いけど、もう少しコテ山を細く、とか、
もっと塗りの厚みを感じさせるようにとか、
もっとラフに、パターンを大きく・・・とか
夫婦それぞれの好みをすり合わせながら、
微妙な表現の要望に近づけるよう仕上げを何度もつくる。
ん、その感じ♪
とはまった時、その家の外壁がやっと決まるんです。
ある既成のものの中から選ぶより、
イメージを元につくるという作業は確かに大変なエネルギーを必要とします。
けど、これがまたこの塗り壁の楽しいところ^^
引かれた図面通りに業者が建てるのも確かに建築だけど、
図面では表現できないものを現場で考えカタチにする作業。
塗り壁の仕上げに限らず、自分でつくる形・色・風合いなど、
気にかけてみていただいたらうれしいですね。
それでは、会場でお会いできるのを楽しみにしております^^
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