明日明後日のイベント準備中のスタッフを横目に、今日は久しぶりに刺激を求めて講演会に。
4月28日(金)Dotネクストプロジェクト発足記念&新会員募集イベント開催のお知らせ | Dotネクストプロジェクト (dot-next-project.jp)
本間先生から最後にまとめとして、
岩手の住宅に最低限必要な断熱性能として提案されていたのが、

岩手の高断熱住宅に最低限必要な Ua値=0.25以下 C値=0.5以下
そして、プラス第一種熱交換換気システムが熱交換率80%以上。
この断熱性能を設定した根拠となるのが、夜間暖房を停止して10時間後、22℃の室温が4℃低下し室温18℃をキープするというものです。
『岩手県のような寒冷地では、少なくともとここに示した断熱気密レベルは必要』
とありますから最低限と言い換えても良いのではないかと。
岩手県のスタートラインとしては高めではないでしょうか。札幌版次世代基準の新基準と比較してみても遜色ないと思います。
札幌版次世代住宅基準/札幌市 (city.sapporo.jp)
札幌版の気密性能C値とは同じC値=0.5なのでこれはOK。
札幌版のシルバー Ua値=0.28以下(断熱等級6)よりも上の Ua値=0.25
札幌版のゴールド Ua値=0.2以下(断熱等級7)よりは下の Ua値=0.25
札幌版の最高性能プラチナ Ua値=0.18 と比べたら少し寂しさはあるものの、Ua値=0.25を最低限と考えたら札幌版より上なわけですからすごいのですよ。
あとはこのUa値=0.25の上に札幌版次世代基準のように、Ua値=0.25を超える断熱上位ランクを設定してくれたらいいのですから。
例えば、
岩手県版次世代住宅基準 Ua値=0.2 最高ランクUa値=0.16
盛岡版次世代住宅基準 Ua値=0.23 最高ランクUa値=0.2
のようになったらうれしいですよね。
期待したいですね。
https://www.daikyo-home.jp/oyakatablog/2019/07/26/%e4%bd%8f%e5%ae%85%e3%81%ae%e6%96%ad%e7%86%b1%e6%80%a7%e8%83%bd%e3%81%ab%e6%96%b0%e3%81%9f%e3%81%aa%e6%8e%a8%e5%a5%a8%e5%80%a4/
この時の断熱性能の推奨値がきっかけでお国が示す住宅の断熱等級に上位2等級がそのまんま加わりましたからね。
1年後でも2年後でもいい、岩手独自の断熱上位等級が示されて初めて、
Ua値=0.25 これが最低なんだあ!
て認識してもらえるのではないかと。
さあ、今夜は岩手の高断熱住宅の性能底上げに期待しつつ、明日からのGWイベントへ向けてイメトレでもしようかな。もちろん、ホッピーをお伴に(笑
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