パッシブな連窓デザインとガラスサイズについて

7-3断熱層内温湿度電池交換前の画像

午後から雨。今夜も土砂降りっぽい・・

岩手県矢巾町で高気密高断熱住宅の一日フレーミング

土砂降りと土砂降りの間にあった一日限定の晴れマークの昨日の一日フレーミングって、稀な幸運日だったのかもしれません。

パッシブデザインの窓

1階に3連フォールディングドア、2階にFIX3連の一体窓が組み込まれた1・2階通し壁パネルの組み立て作業、次に9連窓コンビネーション窓の組み込まれた通し壁パネルの組み立てと動画では続いています。できるだけ冬の日差しを採り込み、家の奥まで明るさを届ける窓デザイン配置になっています。

家の断熱性能Ua値のために、窓を小さくするとか省くとかなんてこととは真逆な当社の窓デザイン。窓をできるだけ想い描いたようにデザイン配置して欲しいから、サッシ性能にも拘るし、ドイツのようにサッシ取付後の断熱性能Uwinstalledにも拘りたいわけです。

パッシブ的なことを狙うなら、サッシ枠を少なく大きな窓ガラスでデザイン構成するほうが日射取得を増やせるのでそうしたい所です。ですが、自分の幼少時に台風でガラスが割れる体験をしてるせいか、

どうしても大きな窓ガラスが、

台風のような強風で飛んできたものが窓ガラスに衝突して割れたら・・・
そのガラスはどのように飛散するのか・・

地震でガラスが割れないか・・

割れた時の緊急的な応急処置方法は・・

それに、ガラスの交換費用だって。

トリプルガラスですからね。単純に考えても1枚ガラスの3倍以上はすることは誰でも想像つくはずです。そしてガラスサイズが大きくなればなるほど、運搬・ガラスはめ込み・サッシ取付時の手間数難易度は上がります。

蛇足だけれど、
トリプルガラスって、ある一定の大きさより小さくても製造コストは割高になるんですけどね。

そのようなことを総合的に考えると、一枚のトリプルガラスサイズはMAXでもテラスドア一枚位までにしておいた方が良さそうと考えました。でもそれも、ビル建築のように高価な強化ガラスを採用してでも大きなガラス窓を実現したいというのでしたら別な話になりますが(笑

冬はできるだけ南面から日射熱を採り入れる窓、夏は東西の陽射しを遮る窓、を隣地の家との関係を観ながら検討する価値はあるのではないでしょうか。

最後に今日のどうでも良い愚痴を(笑
雨が降り始めた今日の午後、とりあえず今の住宅展示場の湿度はどうよ?てことでチェックしてみると・・・

7-3断熱層内温湿度電池交換前の画像二つの温湿度計がお休み中・・

この大事な時に、これじゃだめでしょ!てことで他もチェックすると、

この他に8カ所の温度計はダンマリ。
ストックの電池は2個しかなく、この2個だけ電池交換。

7-3断熱層内電池交換後の画像これで、復活!

それにしても電池交換時期速過ぎ。
前回は春交換だったので秋口位まで持つだろうとの考えは甘かったようです。
今回全部交換したら5千円相当ですからね、

何の趣味でもお金はかかるということでしょうね。。