家を建てようとお義父さんに相談すると・・・
身の丈の質素な家を建てろ!
いくらでも安い家は探せばあるだろ。
と言っていた父。
具体的に家が決まり、報告すると・・・
こんな身の丈以上の金額で大丈夫か?
世の中そんなに甘くない、将来絶対苦労するぞ。
と断言した父だったんです。
それでも自分たち夫婦の判断を信じ計画を進め、家が完成したのは12月。
翌1月新年、新築のお披露目も兼ねて義父と義母に泊まってもらうことにしたんですよ。
新しい家の中を一通り説明を加えながら案内し終えると、
よくやった!
これこそ、何より一番価値がある。
と、初めて私を褒めてくれたんですよ、
妻と結婚して以来一度も褒めてくれたことがなかった父がですよ、
びっくりですよね(笑

その後食事しながらも質問攻めで、私が答えるたびに、
ほ~、ほ~、そういうのがあるのか。
灯油もほとんどかからないってなあ、
冬にどこも寒くない家ってあるもんなんだなあ。
大したもんだ。
興味津々感心していましたよ。
と、うれしい報告を頂いたことを思い出した。
というのも、最近ほんの少し弱ってきた感のある嫁の父親。
私も義父さんからお上手程度の言葉はもらったような記憶はあるが、
よくやった!みたいなお褒めの言葉はもらったことがない。
年齢差、世代、男同士の成せる間合い?距離感?みたいなものがそうさせるのか。
よくやった!
この褒め言葉って・・・
誰よりも、嫁の親父さんからもらいたい言葉かもしれない。
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