今日は昨日と同じ断熱続きですが、断熱ドイツの視察先となりの工事現場でみかけた外断熱について紹介したいと思います。
工事現場は発見の宝庫。現場に飢えていた私には、幸運にもその現場は外断熱の施工途中だったのです。
ドイツの外張り断熱施工中の現場から
外断熱工法、正式には外張り断熱工法と言います。
この工事現場は共同住宅です。ご覧の通り構造は木造ではありません。しかし、おもしろいものでコンクリートパネルかと言うとそうでもない。大きなコンクリートパネルブロックとでも言うのでしょうか??
週末で工事現場は休み。現場は仮囲いから中に入れませんでしたが、興味ある部分は充分堪能できました。
ドイツは外積み断熱工法?
これが外張り断熱です。50×100センチサイズの断熱材を積んでいます。実際ブロック積みと同じですから、”外積み断熱工法”とでも言うのかな!?
写真では断熱の厚みは20センチ欠けるほどでした。
(写真ではそこまで感じませんが・・・)
昨日の断熱の厚さを見せ付けられ、外断熱材もこれじゃあ。。。
参った!!!っていう感じでしょ。
そしてこの外側にプラスレンガなど積み込むんだから・・・(嬉し泣きデスヨ)
断熱材を積むという発想は日本にはまだない。
外張り断熱工法のデメリット(リスク)として、よく言われるのが、断熱が厚過ぎると外壁材の重みによる垂れ下がるという危険性。
厚けりゃ、逆にしっかり厚くして積み上げればその問題は解決される。
聞くと見るとではやはり違いますね。実践されていることを生で見ることの意義は私にとってやはり大きな衝撃でした。
帰国後に知ったのですが、ドイツが発砲スチロールの発祥なんだとか。歴史は100年にもなり、戦後急速に発展したのだそうです。
ドイツでは元々土止めブロックなどとして土木用に発砲スチロールが使用されているとのこと。また一つ勉強になりました^^;
ドイツ住宅のサンルーム(ウィンターガーデン)編
今日はおまけにドイツで言うところのウィンターガーデンをいくつか。
その中でもウィンターガーデンminiとでも言うのかな。日本で言うならサールームっていうものです。
いい感じのサンルームだなあ♪と思い、その度毎に一枚!
そしたら、以外と多いのでいくつかを紹介します。
この写真のサンルーム天井の上部の方には熱気抜き用の窓まで装備されています。
右写真の天井内側に日射遮蔽用のスクリーンがあります。
左写真はおしゃれな風除室なので。
右写真は、クリックしていただくと分かりますが、先ほどとは違い
外側に日射遮蔽用のスクリーンを延ばしています。
見ていただいて何かヒントになりましたでしょうか。
私には大きなヒントでしたので、紹介させて頂きました。
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最初の写真にある建物の基礎部分の断熱はどうなっていたのでしょうか?
外断熱の家は,基礎部分のモルタル塗りの所がちょっと気になります。
hiroさん、こんにちは。
基礎周りの断熱は仮設囲いで中に入れず残念ながら確認できなかったのです。
周囲を見て回ったのですが、どこも露出したとこがなく・・・
コーディネートの人の解答だと発泡ガラスガラスだろうということでした。