今週末、完成住宅見学会を開催するお家があります。
その家は建て替え。
先代から受け継いだ古い家は二度のシロアリの被害を受けたので、
数年の検討を経て、それまでお世話になった家を解体しての新築です。
今あるのはこれまでお世話になったものたちのお陰。
これまで使っていたもので何か活かせるものは・・・
お建て替えって捨てる決意をたくさん擁するけど、
過去を活かそうと意志だって大切な時もあると思う。
今回のお家で、新しい家に受け継がれたものの一つに、
書院建具があります。
これは使えるものでしょうか。
と相談を受けた時、
もちろんです!
こんな書院を残したおじいちゃんってなかなか粋じゃないですか。
手をかけたらきれいになりますし、
何よりこんな素敵な投網の書院捨てたらバチあたりそうですよ(笑)
ということがあり、新しい家にはこんな感じで納まりました。

くどくなく、あっさりしていて、それでいてなんか郷愁を誘う。
子どもの頃、川へ親父の投網によく連れてってもらったよなぁ。
そんなことを思い出してしまいました。
何かつくった人のロマンを感じます。
育った環境や世代的なものでしょうかね^^;
古さがなじむ家っていうのかな?
古さを自然に許容できるそんな家って好きですね。
「古さ」といことで思い出したんだけど、
あちゃらで観た古さが新しいインテリアを一枚。

こういう古~い昔の農耕具が、
インテリアとして妙に馴染んでませんか。
ていうか、こいうのって田舎の納屋に眠ってない?・・
・・・
農家でもないオレの実家なら・・・
親父の使ってた大工道具箱しか思い浮かばない。
でも、
田舎の農家出身者の多い当社スタッフに聞いてみたら、
もしかしたら、掘り出しモンも・・♪
などと、取らぬ狸の皮算用(笑)
もしかして・・・
皆さんの実家の実家(じいちゃん家)あたりの納屋に
こんなインテリアのお宝。
眠ったままかも^^
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