寒冷地住宅の道標

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今日は家づくり教室。
そのプレゼンの準備のせいもあり、二日もここをサボってしまいました^^;
欧米化の進む日本のライフスタイルではあるけれど、
それならそれで、欧米に学ぶところは学び、日本のいいところと合わせて、
良いとこ取りしよう!っていうのが今回のテーマ。

その中で北欧の断熱基準の動きについてお伝えし、
加えて最新の国内の動きとして札幌市独自の基準素案についても。
この素案は私の予想を超える素案で注目すべき内容なので、
参加者の方にぜひお伝えしたいと思っていた。

よく次世代省エネ基準を基に、どのレベルを想定すればいいのか、
との質問を受けることが多い。
そこでいつも海外の動きについて説明するわけだけど、
どうも身近なこととして実感がわかないというのが現実の様子。
そこで今回の素案。
岩手の住宅のあるべき姿を想定しやすくなったのではないかと。
札幌も岩手もそう変わりありませんからね。

その内容は、ラベル表示として★マークの数で5段階。

              表示        Q値
 ・ミニマムレベル    ★☆☆☆☆   1.6以下(現基準)

 ・ベーシックレベル   ★★☆☆☆   1.3以下

 ・スタンダードレベル  ★★★☆☆   1.0以下

 ・ハイレベル       ★★★★☆   0.7以下

 ・トップランナーレベル ★★★★★   0.5以下

ここでの注目は三つ。
現在の省エネ基準が5段階中最低ランクとして位置付けられていること。
そして二つ目が、私が一番驚いたことだけど、
最高レベルのトップランナーレベルが「0.5以下」と明示されたこと。
そして最後に、私がうれしかったこと?かな。
スタンダードレベルが、「Q値1.0以下」というところ。
Q値1.0以下がスタンダード。
まさに、当社の「Q1スタンダード」でしょ(笑)
とまあ、こんなことで驚いたり喜んだりする私です。

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三重断熱の厚み。
岩手の住宅に、「このくらいの断熱が当たり前だべ!」
なんて言える日は、そう遠いことでもないかもしれませんよ^^

岩手で暖かい家の新築・建替えのハウスメーカーなら。

2件のコメント

こんばんは、Rです。
断熱ってやっぱり大事ですね。
引っ越し途中ですが、新居の暖かさに脱帽です。
暖房なしで13度前後、冷房用に入れたエアコンを
ためしにつけてみると、15分ほどで20度を超えます
からね・・・
#今のアパートはエアコンが28度表示なのに、うすら寒い(苦笑)
しかも直接顔に輻射熱が来ないのに、やんわり暖かいのが
最高です。
もっと日本の断熱基準が上がって、いい建物が
増えたら、風邪も減るのかもしれないな~と
思いました。
あったかくて行動時間が増えるのが、一番うれしい
ですね。
夏の涼しさに期待が高まりました!

Rさん、こんばんは。
今のうちに、
アパートの寒さをしっかり感じておいてくださいね。
何年か経つと、
家が寒いってどんな感じだったかなあ、、
なんて思いだそうとする時期が来ますから(笑
断熱基準もそうですが、やはりRさんのように、
実際の居住感が少しずつでもみんなに伝われば、
もっといい住まいが増えると思います。
そしたら医療費も減るんでしようね^^

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